和歌山県は東牟婁郡北山村七色.三重県と奈良県に囲まれた和歌山県の全国唯一の飛地だ.瀞峡の上流に位置する七色峡は,一年を通して川の水が七色に変わると言われている.山間部だけど不思議と冬でも暖かな場所で,コロナ前はキャンプツーリングをよくしたものだ.
そして,七色と言えば七色ダムを外すことはできない.何度もブログ記事にあげてきたけれど,ここ最近は5年目にして初めて放水の七色ダムを見ることができた.今回は連続で2度目となる放水の七色ダムだ.
前回は中央のゲートから放水していたが,今回は右から2番目のゲートが解放されていた.放水するときのゲートの位置はどのようにして決めているのだろう.それにしても,放水の七色ダムは圧巻だ.水が怒涛の勢いで水煙を上げながら,滝のように流れていく.
そして,水煙は太陽の光を屈折して,七色に輝いていた.ダムの直下は風が吹いているのか,七色に輝く水煙が色々な形に変化して見えるのが美しかった.まるで何か生き物のような感じがして神秘的だった.
七色に輝く水煙の七色ダムはなかなかお目にかかれるものではない.本当に運がよかったと思う.何かいい予感のする午後のひと時だった.
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます