Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

河津桜 西伊豆コース (伊豆2/3周)

2014年03月09日 | 長距離


今頃みなさんが毎年恒例の河津桜にトレイン組んで走っている頃ですが、日曜日は一日中チビ太とデートのため、一日前倒しでソロ河津に行ってきました。同じルートもつまんないし、天城越えも一度やったし。前日「西伊豆ルート」を思いつきました。

いいコースでした!



160km


獲得標高は2400m
4000kj (=4500cal前後)


最初にして最も難しい関門が、朝起きること。
始発の東海道線は、朝4時54分出発なんです。しかも土曜日は本当に底冷えして、扉が開閉するたびに車内に冷気が入って、小田原まで寒くて寝られませんでしたよ。


熱海で乗り換え。更に西へ進みます。
注:これは「島田」行きです。「下田」行きではありません。これに乗って下田へ南下したつもりにならないでくださいwww

スタートから最初の30キロは、平坦。伊豆半島の肩の部分を、走ります。このエリアが最高!


早朝の透き通った青空をバックにした富士山、真っ青な海、交通量はほとんどなし。


どこを走っても青空と海と富士山の碧い世界。


走っていてずっとニヤニヤニヤニヤ、写真休憩を何度したことか。
伊豆一周を時計まわりすると、大体このエリアは夜が暮れて、脚を破壊された後に通りますから、全く記憶にも残らないでしょうけどね・・・


戸田に至る、井田のあたりからヒルクライムが始まります。道路が山の上にほうを走り、なぜか直下に漁港がありますw。伊豆半島名物、無駄に登り無駄に下るの反復行為の開始。


いや、もう堪忍して・・・


いつもは西伊豆スカイラインで移動するので(こっちの方が一気に無駄に登るのできついですけど、精神的に無駄に降りない分楽)、このルートは初めて。


土肥の集落の手前の高台を走っていたところで、後輪からバースト音!パンクやらかしました。音がすごかったので、何だろうと思ったらサイドウォールが裂けています。これはウォールも修復しなければなりませんね。


ここで先日購入しておいた秘密のラバーボーイを投入。パンク修理パッチとしても、タイヤカット保護パッチとしても使え、しかも幸せな気分になる不思議なパンク修理パッチ。パンクしたのに幸せになるとはこれいかに。


戸田~土肥~黄金崎~宇久須~堂が島~松崎と登っては下りの繰り返し、すっかり疲弊しました。
交通量は非常に少なく、行きかう自転車は漁港でたまに走っているママチャリのみ。ずっと右肩には富士山と、南アルプスの雪屏風が。ヤッホヤッホー。


松崎の先で左折して、「婆娑羅峠」へ。ここも地図上は知っていましたが、いつも海岸線を走っているため、初めて使いました。伊豆半島、内陸に入るといいですね。無駄な入金出金がありません。


えっ。標高316mって聞いてない。


峠自体は最後の区間を除けばアウターで登れるような峠です。


峠から高速で降りてきました。この後河津へむけまた200m登るとは…


下田街道、峰山200mを登って・・・


トンネルを越えると桜源郷です。木々の切れ目から里が見えますが、ところどころに桜色の塊が川沿いに散在して、山の上からみると絵本の世界みたい。


桜は・・・まだ満開で踏みとどまっていました!


一部ランプレメリダ(葉桜)になっている木もありましたが、ほとんどがT Mobile(満開)のままでした。


Lampre Merida


T Mobile


満開は確かに先週でしたが、寒さもあって一週間トップコンディションをキープしてくれました。


先週よりは人ごみも少ない印象。自転車の人は更に空いている上流で観桜しましょう。下流の混雑は異常ですから。


先週お世話になった今井荘さんにご挨拶。あれ?支配人はインフルでダウンだって。
自転車でご挨拶に来た、ということで、コーヒーごちそうになっちゃいましたw

この後はヘロヘロな脚に鞭打って、伊東まで北上。東伊豆は自家用車がビュンビュン走り、大都会の印象です。なぜ下田から帰らないかというと、伊豆急行の運賃をケチるためです。


無事伊東駅に到着したところで160km
スーパービュー踊り子は、輪行スペースが広くていいですね。熱海から横浜までノンストップだったので、あっという間に帰宅できました。

帰宅して体重計にのったらびっくり。
半年で9kg痩せました。後5kg減らしたいトコロ。

来年の河津桜は西伊豆コースで?

583系との邂逅

2014年03月09日 | Weblog

鉄道ファン垂涎の編成です。
高度経済成長期時代の効率的な大量輸送を狙って造られた昼夜兼行電車特急の583系。
登場から約半世紀、今やJR東の秋田、青森で団体臨時用の波動編成が細々と稼働し、いつ廃車になってもおかしくない(?)というこの現代の文化記憶遺産が、どうやら河津桜用団体列車として2週連続で伊東駅にお目見えしていたようです。

本日の伊豆半島160kmリハビリツーリングの最後、伊東から電車にのるか、熱海まで頑張るか悩んでいた時に、
「そうだ!伊東駅に583系がいるかどうかで決めよう!」と思い覗きにいったら鎮座していました。


ボロボロの塗装を予想していましたが、意外や意外、奇麗にピカピカに磨きあげられていて、北の国で大切にケアされている様子が伝わり嬉しくなりました。


中段、上段ベッド用の小窓


新型踊り子として東海道線にデビューしてもらいたいものですw


知る人ぞ知る、パンタ下の特等席はここの下ですね。


ゴロンと号という臨時だそうです。毎年伊東に来てくれないかな。








すっかり興奮してしまい、意味不明のツーショット。

想像の中で見ることしかできなかった少年時代のあこがれの電車との再会でありました。