おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

サザンオールスターズ。

2008-05-24 08:42:39 | 我思う、故に書くなりよ。
世代的にはジャストミートなハズなのだが、幾度も書いている通り、ジャストミートな頃にはテクノに傾倒しきっていたので…。

小さい頃、茅ヶ崎の親戚の家に遊びに行った折、向かいの家でどんちゃか…やっていたおにいさん、おねいさんがいてね…、これが実は後のサザンオールスターズだったワケで、「勝手にシンドバッド」をTVで見た時には、ああ、あのにいちゃん達かぁ…と、想像に容易いほど、まんまだった記憶が…。

ファンでもないので、とっくに解散してるんかと思っていたら、そうでは無かった様子で、改めて活動休止…ってコトが大きく話題になったりで、この辺の事情は詳しくないと不思議にも思えるのだが、年内限りでしばらくのお別れ…ってコトらしい。

まぁ、にいちゃん、ねぇちゃんもすっかり良い大人にもなったろうし、下手したら「初老」って域に足が入ってたりもするワケだから、休みがあっても悪くは無いし、何もかもが無くなってしまうワケでも無いんだからねぇ…。

たとえ、このバンドが本当に消えてしまっても、日本からこのバンドを消してしまうのが困難なくらいに誰も彼もが知っている…覚えている…忘れるハズもない…って、足跡はしっかり残っているのだから、ファンでなくてもそれは「誇り」にも思えるワケで、「偉業」なんであるな…。

繰り返すが、ファンではない。だが、ファンだって言う人が昔から周囲に多かったのは事実で、中学時代にあこがれの女子で「のーさん」ってのがいたんだけれど、(この人の話は真夏に再び出してみよう…)

「いやぁ…Y.M.O.のテクノデリックが良くてさぁ…」

と、フト漏らしてしまったら、

「S.A.Sはぁ? S.A.Sもいいよぉ!」

と、言われてなんだか判らず、英国の特殊部隊がどーして良いのか?(確かに良いんだが…)話がサッパリだった軍事オタクだったんだが、そんな昔から周囲にはファンが多かったバンドである…。

まぁ、後に「おじぞう」と呼ばれた生徒会長からサザンのコトだと聞いて納得はしたのだが、その頃はクリムゾンだのクラフトワークの方が脳みそが確実にシビれるコトを知っていたので、良いと理解するコトの無いままに現在に至っている…。

そんな人から見れば、マッチや聖子ちゃん、トシちゃんとは違うが、平たく言えば「いっしょ…」にしか見えないし、聞えないんである…。

それでも、街を歩けばどこからか聞えてくる、TVやラジオから必ず流れる…そんな「普遍」をもたらし続けたバンドも日本じゃあまり多くない。「伝説」を残して消えて行ってしまうバンドが多い中、聞えて来て「当たり前…」を創り出したコトはすげー…。

それらがしばらく途絶えてしまうのは、やはり寂しいかな…。好きじゃない音楽でも、流れて来ないのは不自然に感じるし、そんなコトはもはや有り得ないんだろうけれど、「夏になると意味不明でも加山雄三…」的な感じにさえなっているんじゃなかろうかと思ったりする…。

それが、とてつもなく「偉大」なコトなのだと、中年にもなると何となく判ったりする…今年の夏なのかもしれない…。

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