おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

懸賞金約20億円の男、始末される…。

2011-05-02 23:57:04 | 我思う、故に書くなりよ。
人が殺されて世界が歓喜する…ってのも珍しい事だけど…。

世界で最もイヤなヤツ…って男が殺された。オサマ・ビン・ラディンその人。

本来なら…もっと早い時期にこうもなっていたハズなのだが、前政権じゃ結構なポカ…って事で取り逃がしていたワケで、約20億円という懸賞金が掛かっていたりした。

まぁ、その懸賞金も政府が自前で解決しちゃったので、どこぞの誰かに支払われる事も無かったのだけれど、これほどの高額な懸賞金が掛かるってのも珍しい。

それだけの事はしているワケだから、世界は概ね喜んでもいる。諸悪の根源みたいなヤツが始末できたワケだから、地球的に安心・安全って方向に、少しは近づいたのかもしれない…。

ところがどっこい…。

コイツの信者ってのは世界中におり、遠慮無くテロを起こす連中だからやぶさかでない。

殺されたこと、死んじゃったことで「神格化」が進む事も十分に考えられるワケで、テロとの戦いが終わったわけでは無い…ってのは、まだまだ本当の事なのであるな…。

そうした事で、世界はまだまだ警戒を怠ってはイケナイので、それほど状況も大きく変わったりはしないんだろうけれども…一応の区切りみたいなものは付いた感じ。

果たして、ヤツの信者らがどうした手に撃って出てくるか…。そうした所がこれからの視点にもなってくるんだけれども、概ね、ヤツらは徹底的に排除されてもいるので、弱体化が進んではいる。イスラム教を元に…って結束の上での集まりだが、本来のイスラム教はこんなに過激でもなければ、無慈悲でもない。そうした枠組みの中でさえ、異端的な扱いにまでなってしまってもいるので、そこへ向けられる目は厳しいんである…。

それでいても、精神的なシンボルとして生き残り続ける…って事を、日本は覚えておいておかねばなるまい。

オウムの連中のそれと似た様なモノだからだ…。あれらは未だに信仰の対象が塀の中で生きている。そうした違いはあれど、潜在的な攻撃思想は草の根となって広がり、じわじわとその力を蓄えている事を忘れちゃイケナイのである…。日本は、あの連中を始末できなかったんである。化学兵器を用いたテロ実行者、およびその団体をキレイさっぱり始末する事が出来なかったのだ。

捕まえたからいいや…。捕まったから、もういいだろう…。

そうした所からの緊張感の欠如をヤツらは好んで狙ってくる。その辺は、要の東西を問わず同じ…って事であることを忘れないで欲しい。

直接、日本を狙ったりする事は難しいかもしれないが、海外を訪れる日本人でさえ狙われている事を忘れないで欲しい。そして、そうしたテロを実際にやってのけた連中が日本じゃまだ社会に存在している事も…。


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