おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

ユッケでロシアン・ルーレット…。

2011-05-03 00:47:06 | 我思う、故に書くなりよ。
もう2人も死んじゃったか…。他にも重篤な状態の患者がいるみたいだし…。

あれって、一か八か…ワンオワエイト…な自己責任料理だったのだな…ユッケ…。

「生食はオススメしません…」ってだけで、食っちまってどーにかなっても、普通に食中毒扱いだし、リスク高い割には他の食材と扱いはほぼ一緒なんだよなぁ…。

…ユッケは美味しい。これは誰もが認める所ではあろうかと思うし、そこは譲れないが、こうしたハイで時にはマキシマムにアッパーなリスクがあるんだとしたら…例えばふぐの様に規制しても致し方無いんじゃないかと思う。

出血性の大腸炎なんて…そうそう治らないよなぁ…腸管開いたらそれこそ「真っ赤」だろうし…潰瘍性大腸炎のそれに近いんじゃなかろうかと思うが…あんな感じに腸管の内面がメルトダウンしてるんじゃ、あれじゃあ年寄りや子供は助からないだろうしなぁ…。

…そうした事が判っていても…普通にメニューに「ユッケ」が載っているお店は幾らでもある…。

どこでも同じ様な食中毒の可能性を秘めている割には、そうなった時の被害が大きいし、また、取り返しなんか付かない結果に繋がってしまう。

そうしたワケでもあるのに、普通に「美味しい」と食す人も多い。実際に、おじたん。も美味しいと食している。

うわぁ…。これはもう「ロシアン・ルーレット」だよな…。

加熱以外に安全性が保証できないんだもの…。どんなに気を配っても事故は起こるし、相手が菌だし…。加熱しちゃったら…それはユッケと言わないだろうしなぁ…。

…って話は実は、アメリカでも似た様にあってね、あっちじゃ「ハンバーガー」だったんだな。

ほとんど「レア」って感じのパテだったので、そうにもなったのだけれど、それはそれで結構好まれてもいたのである…。まぁ、ファースト・フードじゃそうした事故が起きない様にしっかりと加熱したパテにはしているし、極力そうした事故を避ける努力もしているのだけれど、その後もやはり事故は起きてもいる…。

当たり前の様にメニューに載り、美味しく、安全だと思って食べた結果がこれ…って事では、客にその責を負担させるのも変な話になってしまう…。やはり…指針よりも強い、強制力を持った制限をかけないと、死人が無闇に増えてしまう事にもなるし、それは『食の安全』を謡う業種ならば、進んで踏み込んでいかなければならない問題ではなかろうか…。そうした規制が無いからと言って、提供し続けるにはリスクが大きいことは今回で十分に判ってもいると思うし、過去にもこうした事故は起きてもいるわけで、知らなかったと済まされる問題でも無い。既に「犠牲者」が出ているんである…。

正月早々、『おせちがロッテンな問題』で大騒ぎしたばかりだと言うのに、まだまだ見過ごされている『食の問題』が実はかなりありそうな感じが見えてきてしまった…。今までは、詳しく知らなくていい…って、タブーな話だったのだろうか? あながち、そうでも無いところに大きな危険があった事もまた事実だったりする。

…でも、美味しいよな…ユッケ…。ごま油と卵黄がなぁ…たまんねぇんだけどなぁ…。なんとかならねぇかなぁ。


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