2・3にちまえの「徹子の部屋」に毒蝮三太夫が出演していました。これは私の個人的な、そして深くは知らない彼のことを、ただ自分の印象で述べるものですから、全く真実からは遠いものだったのでしょう・
何だかこわもての、厳つい人のような気がしていました。
ニコニコ、気負うことのない姿勢で入場。徹子さんとの語り口も、親しく、暖かいものでした。
結婚60年、金婚式になるのだと言います。徹子さんは、細かく話の順序や時間配分を描いた時間割にしたがって話を進めるはずだったようです。ところが、会った途端のビビット片思い、思いを上手く伝えられないまま月日が過ぎていき、ついに思いのたけを・・という長話に変更を決心したようで面白かった。
その愛妻に、誕生日を始め月に2・3度今でも自筆のハガキを出すことを生活のリズムにしているとのこと。のろけ話が、本当に暖かでした。
対談の終わり近くに、長い夫婦生活で心得て置いたことがあったら?との問いに次の三つの「いじ」だとの答え。
1・意地を張らない. 2・いじけない・ 3・意地悪はしない・
だそうです。
なお、最後の質問は、いわゆる終活については?との問いに、
私は終活という言葉はあまり好きではないのです。寧ろ、愁活の字を加えたいと思っています。もう終わりだよとあきらめるのは寂しいような気がします。愁は侘しさをたたえますが、しっとりとした余裕があるような気がします。静かさも感じられます。人生の終わり、美しく、しっとりとがよくないですか。という答えでした。
メモを用意していませんでしたので、終わりの部分、おせっちゃんの創作が入ります。そのつもりでお読みくださいませ。三太夫さま、あなた様が意図しない解釈だったらお許しください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます