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医者の言葉・・・阿川佐和子・徹子の部屋

2024-01-13 13:05:02 | 徹子の部屋出演者

つい先日、阿川さんのことは「さ・し・す・せ・そ」で書きましたが、同じ出演で、もう一つ私の記憶に刻まれた言葉がありました。今週はこの言葉で笑って(もしかしたら寂しいことかもしれませんが)閉めましょう。

佐和子さんの父上は猛烈な怒り爆発人物だったようです。父上亡き後、佐和子さんがその思い出話を書かれて、私も読んでブログに書きましたけれど、その爆発ぶりはなかなかのものでした。妻である佐和子さんの母上は、結婚してすぐ「お前は着物が似合う、というか、しか似合わない、俺の前では着物で過ごせ。洋服は許さん」と命じられ、佐和子さんの記憶では、守り通した人だったようです。

93歳まで生きて、天寿を全うされたのだそうです。晩年は、認知症を患われ、佐和子さんは病院に付き添うことがあったようです。その病院での話です。
医者は母上がそのまま無事に長生きをなさるように、さんざん日常生活のいろいろを注意なさったのだそうです。佐和子さんは、「先生、母はもう93歳まで生きました。頑張って元気に生きています。これ以上仰る我慢をして不満を抱えながら生きるのでしょうか」と。
医者は、カルテを見て「はあぁぁぁぁ、93歳。よく頑張っていらっしゃいます。食事もちゃんと摂っていらっしゃる、えらい!毎日を満足して機嫌よくしていらっしゃることこそ花丸です。無理な我慢をして、不満足でしかめっ面をしているよりこれは立派なことです。この調子で愉快にやりましょう!!」とおっしゃったのだそうです。

ここからわが夫のことになりますが、先日、老人の精神科に連れて行きました。検査の結果、少し結果が進んだものになっています。薬を増やしましょうか」などとのご相談です。夫は今でも内科の方でかなりの種類の薬を飲んでいる、あまり飲みたくはないと嫌がったようでした。医者、カルテを見て、「ああ、90歳なのですね。90になってこの程度なら上等でしょう。いやなものは嫌ですよねえ。今までどおりをもう少し続けましょうか、それでいいと思いますよ」。夫も納得したようです。医者は続けて言いました。「リハビリはちゃんと行っていますか。ああ行ってるのね。それは薬を飲むより有効です。これは続けましょうね」と、無罪放免になったことでした。

夫に死んでしまえとは言いませんが、医学の進歩だか何だか、分かりませんが、人間少し生き過ぎているのではないかしら?とちょっと思ったことでした。患者本人は、医者の言葉をどう聞いたものやら。


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