つい最近のことです。徹子の部屋に、ひと昔、ふた昔、今の若者から言わせると、昭和の人という人が再放送されていました。「入江たか子」という女優さんです。私が、文化から遠い、田舎で育ったからか、生活に余裕がなく、映画など見に行かなかったからか、近い時代を生きた人なのに、よく知らない女優さんでした。
何でも高貴なお生まれの方のようですが、子供を抱えて苦労もなさった人のようです。仕事のためならと、少しも自分を卑下することなく、化け猫役もなさり、それを「苦労とは思わなかった」とおっしゃっていました
今日の話に関係ありませんが、私が結婚して、今の場所に住み始めた時、最寄りの電車の駅の北側、小高いところに新しいお家が建っていました。線路が南側ですから、とても日当たりがよく、立派な家に見えました。夫が「化け猫役の入江たか子の家だよと」教えてくれたのでした。
さて本題。徹子さんが、今でも芸に関心がおありですか。いつまでもお綺麗でうらやましく思います。生活には気を付けていらっしゃるのでしょうね。どんな生活をしていらっしゃるのかしら?と質問しますと、「ごく平凡な、化粧も最低のものですよ。規則正しい生活は心がけているかしら」。「睡眠はしっかりとります。夕方早くご飯をいただいて、用がなければ8時には。用があれば夜更かしもしますよ。」「あら、そんなに早くご飯を頂いたら、また甘いものなど摘まみたくなりません?」「いいえ、もう習慣になっているのでしょうか、特には、それに歯を磨いてしまうこと!!磨いちゃったらもう、また食べて磨くは億劫でしょう」
「そうですね。その習慣をつけるまでがね。私は頂いてしまいますよ。もう一度磨かなくてはいけなくても、それを振り切って」「まあ、おほほほ」
こんな些細なことで,それぞれの歩む道が決まっていくのですね。徹子さんがしみじみと。
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