乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

里地里山モニタリング・ヤマアカガエル産卵調査

2014年04月20日 | モニタリング調査


里は曇でしたが,乙女高原に近づくと・・・・なんと降ったばかりの雪が積もっていました。昨日の雨が,ここでは雪だったのでしょう。そのせいで,枝に積もった雪が融けて,ポタポタと大量に降ってくるので,まるで雨の中を歩いているようでした。



 この日の調査には6人が参加。手分けしてヤマアカガエルの卵を探しました。



 この湿地でヤマアカガエルの卵を発見するのは初記録です。


 ヤマアカガエルの卵塊はイクラ状。
 研修会での話では,ヤマアカガエルは1匹のメスが1シーズンに1箇所で1かたまり(「1腹」と数えます)の卵を産むので,卵の数はそこに住むヤマアカガエルの数を正確に反映しているのだそうです。


 すくってみると,どのくらい発生が進んでいるかがわかります。
 便宜的に
 産んだ直後…黒い部分はまん丸→ だるま状→ 刀状(細長くなる)→ ひじき状(ゼラチン質から離れ,まるでヒジキの煮物みたいに刀状の杯が並んでいる→おたまじゃくし
と呼んでいます。
 
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