主の十字架よりの御力。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。（新約聖書）

　　　それは、キリストの苦難がわたしたちに満ち溢れているように、
　　　わたしたちの受ける慰めもまた、キリストによって満ちあふれて
　　　いるからである。

　　　　　　（コリント人への第二の手紙第１章５節　）

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　主の十字架はこの拙文を書かせていただいているこのわたしのためであり、読んでくださっているあなたのためである。
　いのちの君を十字架にかけるほどわたしたち人間の罪はどうしようもない。しかし主の十字架はあらゆる罪から人間ひとりひとりを救う神の御力である。主は人類のためにあらゆることをなしたもう。いわば人間ひとりを救うためには「手段」は選ばないのが、主である。
　この拙文をいつも読んでくださっているあなたにはこのことは自分にあてはめ考えてみて、きっとよくお分かりになると思う。
　「不正の富を使ってでも天国に友達をつくりなさい」という主イエス・キリストのみことばがあるが、まさにフツーのクリスチャンのわたしはこのみことばが示しているとおりの救われ方を「体験」してきた。
　キリストの苦難にはほど遠いが、その影なりとも主イエス・キリストはわたしに体験させてくださっている。
　「生きることは主の苦難を身に帯びること」であり、その苦難を耐え忍ぶ「主の復活のいのち」は「ハイ、主よ、信じます」と魂の奥底からの応答をもって主の御前に赴けば、ひとりの例外もなくいただけるものである。


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