確かに、人の子は自分について書いてあるとおりに、去って行きます。
しかし、人の子を裏切るような人間はわざわいです。
そういう人は生まれなかったほうがよかったのです。」
(マタイによる福音書第17章 24節 )
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主イエス・キリストともあろう御方のみことばとはとうてい思えない。
わたしはひとりの平信徒に過ぎないが、生まれなかったほうが良かった
などと言われる人間はただひとりもいないと言える。
どんな罪を犯していようとも、どんな病気でも、どんな障害を負っていても
である。
ひとりひとり存在することに意味があると思う。それも神がそれを意味して
その人を創造したのである。
本人にとってみればどんなに苦しくてもである。
その人が存在するとはわたしのためである。あなたのためである。
それでわたしは新約聖書中上記引用聖句が一番嫌いであるし、とても考えさせ
られる。主イエス・キリストがおっしゃったとされるみことばの中で一番嫌いである。
いやこの一言だけが嫌いと言ってもいい。
「希望」というものが100%ない主イエスのみことばである。
ユダの罪を追及するあまりこのみことばを新約聖書の中に残したというのはわかる。
しかし「希望」が100%ない。
それに「生まれなかったほうがよかった」などと生まれる以前のことを言うなんて
キリスト教思想とも思えない。
全聖書中一番大嫌いなみことばである。
わたしははっきり言ってみことばの扱いをしたくない。
しかし聖書の中に入っているのである。
「考えろ」ということなのだろう。
主よ、助けたまえ。
主イエス・キリストの御名によって。
アーメン。
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