じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

ナナフシモドキ

2005年07月31日 | 
大体の子供は昆虫が好きなのだろうが、孫のrikuも例外ではない。
生き物はなんでも好きで、とりわけ小さいころから、虫には目がない。(ちょっと変な言い回し?)IMGP4702

夏のあいだ、我が家に来ては網と籠を持って、虫捕りに付き合わされのには閉口している。

初めのころは捕ったものを虫かごに入れたままでいて死んでいたりすると悲しがっていた。
なかなかいい感性だと思っていたが、これは、どうも孫の父親の影響らしい。
彼は虫も殺さぬ優男ではないが、凡そ蚊以外の虫は絶対に殺さない。たまたま家の中で小さな虫がいたとしてもそっと捕まえて屋外に逃がしているのである。

孫もその影響で、最近は大体「キャッチアンドリリース」に徹している。
丁寧に扱って服の上に止まらせたりしながら、よく観察したあとは逃がしてやっている。

私でさえちょっと気持ちが悪いカマキリなども、平気で手の平や腕に這わせたり、蛙やカナヘビやヤモリさえも手にとって遊んでいる。挙句には必ず草むらに返しているのであったIMGP4706

先日山小屋に泊まったときに「ナナフシモドキ」を見つけた。えらい喜びようである。
これは家まで持って帰ってきたが、翌日にはやはり庭の草むらに放していた。偉いぞ。


(一般に昆虫は幼虫、サナギを経て成虫になるが、ナナフシは幼生(ナナフシモドキ)がそのままの形で成虫になる変わった昆虫らしい。幼生は緑色で羽がないようだ)


最近、「ムシキング」という甲虫の戦いゲームが子供たちに大人気で、当然のことながらこれにも入れ込んでいるようだ。
何十種類という甲虫の名前と得意技を諳んじているのは、孫だけではないらしい・・・



コメント
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