じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

早いもの

2005年07月22日 | 日々のこと
早いもので定年退職してちょうど二年が経った。     
「去るものは日々に疎し」である。
働いていた頃のことが忘却のかなたに霞んでしまったかのように感じられる。IMGP0489


さてこの二年、どうであったろうか。
望んでいた自由な生活だったが思うように出来ただろうか、二年が経って振り返ってみる。

幸いにも「がん」以外には病気らしい病気もせず、風邪さえも引かず健康で、この点では満足している。
そして自分のやりたいと思ってきたことも割合と存分にやってこられた。
PC三昧、読書、それに木彫り、写真、料理や絵手紙など楽しんで、主夫業も板についてきた。

念願の夫婦での海外旅行や日本縦断ドライブは、かみさんが仕事を続けているため叶わず、1,2泊の温泉旅行で折り合いをつけてきた。夢は先にとっておきたい。
近くにいた娘夫婦と孫が昨年春に転勤で遠く離れて淋しくなったが、これは仕方がない。
とにかくこれまでのところは退屈もしないで日々を楽しくやってこられた。

パソコンはインターネットで外の世界とつながり、ホームページやメールが見知らぬ人と結んでくれる。そこで多くのことを学び刺激を受け、自分の表現をする。
前立腺がんの線友と状況や新たな情報を交換し、多くの人たちと趣味や考えを語り合い、元気をもらうことができる。何といってもこのことが私の退職後生活を大きく支えてくれている。

こうした日々の生活で得たもろもろがそのまま消えてなくならずに、ホームページに詰め込みまとめて残せる。
一昔前のがん患者や退職した人には出来なかったことであろう。このことは大きい。
これからも、元気でいられるうちはこれまで通り、あまり頑張らずにやりたいことを楽しんでいきたいもの。


コメント
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