ガソリンが大幅に値上げされた。度重なる値上げである。
ガソリンばかりではない、生活用品が次々と軒並み値上げされている。これからは便乗値上げも出てくることだろう。インフレ懸念も出てきた。
大豆やトウモロコシなどが燃料に流れることで世界的な食料問題にもなりつつあるという。風が吹くと桶屋が儲かるではないが、原油の高騰が世界を不安定に向かわせている。中国などの消費量が爆発的に増加してきて需給ギャップから当然高騰は止むを得ないのだろうけど、更に原油価格が投機筋の思惑で決まっていると言うはなしもあり難しい。こればかりは政府の責任とばかりはいえないのだろうけど・・・。
ガソリンの値上げは車の使用回数を減らすことで多少は回避できる。しかし生活必需品の値上がりは年金生活者にとってボディブローで次第に効いてくるであろう。
とりわけ増え続けているといわれる貧困層にとっての影響は大きい。更にこの上に消費税が上げられるようなことになれば家計にとって死活問題になる。
せめて食品や生活必需品に対する消費税率は据え置くなどの政策が是非とも必要である。
何故か知らないが、国はいくら借金が増え続けてもどこ吹く風で無駄遣いを続けられるが、庶民はそれが出来ないのだ。