下の記事を読んで驚いた。
いえこれは既に従前から行われている政策らしいが、それを一段と促す狙い。
「従業員を転職させる企業に国がお金を出す「労働移動支援助成金」が3月から大幅拡充される。企業が再就職支援会社に払う費用を、転職者1人につき最大60万円まで補助。業績不振の産業にリストラを促し、人手不足の「成長産業」で働く人を増やすねらいだ。
政府が成長戦略で掲げる「失業なき労働移動」の目玉策だ。いまの助成額は上限40万円で、転職成功時に限ってお金が出る。これを改め、上限額を1・5倍に増やす。たとえ成功しなくても、従業員の転職先探しを再就職支援会社に頼めば10万円を出す。利用できる対象企業も、中小だけでなく、大企業にも広げる。
最近ではリストラが当たり前のように広がっている所以である。
中には「追い出し部屋」とか過重労働で自ら辞めるように仕向ける。
しかし、必ずと言っていいほど転職すれば賃金がかなり下がるのは目に見える。
対象が40~50歳代ともなると教育費や家のローンなど深刻なことは想像に難くない。
こうしてまた正規社員から不安定な非正規雇用へと仕向けて行くのか・・・
果たしてこれが成長戦略の目玉だろうか。
それにしても、特定秘密法、武器輸出、集団的自衛権、NHK人事、教育への政治介入・・
安倍政権は勢いに任せて何処へ向かおうとしているのか。
写真は春の息吹
寒さ明けて土筆が一斉に頭を出していました。
ラヴの鼻先のピンクの花はホトケノザ。
暖かくなりラヴも水に入りました。