世界最悪レベルの原発事故から5年、それも忘れかけようとしている今日、
ドラマ仕立ての番組が今夜放送されていた。
「原発メルトダウン」
地震津波で全電源喪失から88時間を再現したドキュメント
当時は時系列的にちょい出しで状況が報道されていたが、
現実は目を覆うばかりの惨劇続きだったことが改めて再認識された。
1号、3号、4号機が次々と水素爆発し、
残った2号機・・・一時は冷却水も注入できずベントも不可能となり、
格納容器が大爆発する危機がそこまで迫っていたのでした。
爆発なら燃料まで撒き散らされて、東日本には人が住めなくなるだろうと・・・、
現場ではそこまで覚悟していた模様に身の毛もよだつ思いがした。
運よく、爆発に至る直前に継ぎ目から漏れて内圧が下がったということらしい。
大量の放射性物質が漏れだしたことに変わりない・・・
3度の水素爆発ありながら、よくぞ現場で犠牲者が出なかったことも奇跡的。
だが、8ヶ月間現場で指揮を執った吉田所長は、その2年後にがんで亡くなった。
並大抵のストレスではなかったはずです。
不起訴にされていた当時の東電トップが強制起訴されたのは当然であろう。
いまだほとんど原子炉には手つかずのまま、、、更に40年もかかるという
画像は穏やかで平和な風景