じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

時の流れ

2016年09月14日 | 日々のこと
7年以上が経ち、もうすっかり吹っ切れているが、
せんない事ながら、もしも妻が健在でいたとしたら・・・
今の私はどうなっていただろう、、時々考えてみることがあります。
もっと変化にとんだ明るい、楽しい暮らしが出来ていたはず。
いや、もしかしたらもっと早くに私の方がポシャっていたかもしれないな、とか

当時の私は前立腺がんと度重なる心房細動発作に襲われて、
何もかも妻におんぶにだっこされて甘えた生活をしていたものでした。
その妻が突然の病に倒れ、一年で帰らぬ人となった・・・

人一倍元気で社交的、骨髄異型性白血病と言われても信じられませんでした。
無菌室に入院し、抗がん剤治療を始めた途端から目に見えて体が衰える一方、
白血球を限りなくゼロにするため、酷い口内炎、発熱、肺炎、嘔吐、そして鬱・・

直前まで元気だったのに、治療をしなければ、あのまま元気で過ごせたかも。
ムリだったろうと思いながら 今でも・・・後悔先に立たずですね。

私もあの一年、やわな身体にムチ打って、遠距離病院に通い詰めた。
立ち直るの一念で耐えていた妻を支えてきました。

治療を断念され、自宅近くの病院で緩和ケアの後半年
毎週末外泊で自宅に戻れ、束の間の穏やかな日々を過ごせたのがせめても。
その間に色々と生活の術を伝授されたのですね。

一時は私も生きる望みを失いそうになりながら、何とか凌いでこられた。
今にして思えば、あの一年の試練が今に生かされているような気がします。
やわな体と精神からも、何だか立ち直れた気がしています。
よく言ったもので、悲しみ悔やみも時の流れが癒してくれる、と

生き甲斐と言えば孫たちの成長くらいでしょうかね、
愛犬ラヴと、にわのにわとりトットとチッチ、それに金魚の、金・銀・銅
余生を自然体でのんびりと行きましょう。
ちなみにペットの名付け親は全部 孫のyuu・・
獣医さんになるのが夢らしいけど、そこまでは見届けられないねぇ。


コメント (19)
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