この緊急時を千載一遇のチャンスと、安倍首相が憲法改正を持ち出してきた。
憲法に緊急事態条項を盛り込む必要性がある、と訴える?らしい。
政府が思い切った対応が取れないのは 法律の妨げがあるからだと・・・
そうではあるまい、
得意の法解釈によって緊急事態の運用もどうにでもできるのでは。
この事態で世論を利用するというなら火事場泥棒のようなものだ。
折しも今日の新聞のオピニオン欄に憲法学者の蟻川恒正氏が寄稿していた。
『脱法厭わぬ権力中枢 従う配下も共犯 法秩序ほとんど破壊』の見出し
おとぎ話になぞらえて、、
詐欺師Aから「この国の法では出来ないことになっていることも、法を変更することなく、できることにして見せます」と吹き込まれた王様X、
そんな夢のようなことができるなら、この国の政治は自分の思いのままになると喜んだ。
配下のBに、そんなことができるのかと尋ねると「できますとも」と諾々
さらに法の番人のCに保証はできるのかと尋ねると、そんなことは出来るはずはないと考えたCも、機嫌を損ねるとまずいと思い「できますとも」・・
かくしてこの国の政治は、脱法厭わぬ権力中枢 従う配下も共犯
法秩序はほとんど破壊 となってしまった。
はだかの王様に似ているが、
騙された哀れなはだかの王様と違うのは、この国の指導者Xは、
AやBやCと「ぐる」になっているという点である。
(論調冒頭部のはしょった あらすじですので念のため)
明日は憲法記念日、念願の憲法改定のチャンス到来とみたのかな。
今日からタクショクも5連休、、、