じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

厄介の極み

2021年03月14日 | 日々のこと

東北地方の震災被害地の土地建物などハード面の復興は年々進んで 

巨大防潮堤とか高台移転など不便にはなったろうけど、 

外見的には新しい町並みも整備されてきているのがわかる。

現代の技術と重機をもってすれば、建物廃材の撤去など簡単なこと、

10年で嵩上げした町そっくりと新しく作り上げることさえ出来てしまう。 

 

だが一方、、、ともすると忘れそうになるが、 

何といっても事故原発の廃炉作業は桁違いに過酷で先が見えない。 

当初、廃炉には40年と言われていたが、到底これは不可能 

毎日4千人もの作業員が入場して、生産性のない?作業従事している。 

皮肉なことに地元はこの人たちの住む町と化している。 

 

漏れ続ける高放射性廃水、処理排水ばかりが生産されている。 

処理水とともに高放射性の吸着剤も増え続けているはず。 

メルトダウンして溜まった800トンものデブリにはいまだ全く手つかず。 

一説には元の更地に戻すには、100年とも300年とも言われる。 

天文学的な途方もない費用が浪費され続けるが、勿論放置は出来ない。 

現世代では元には戻らないということですね。 

 

増え続ける膨大な量の処理水、海洋投棄も決めかねている。 

更に福島県内に仮置きされている除染廃土の行先も決まらず 

稼働を続ける全国の原発の使用済み燃料の処分場も見通しがない。 

何もかも次世代へ先延ばしですね。

通常の原発廃炉でも3,40年はかかると言われます、、 

夢のエネルギー原発と言われたが、末路は途方もなく厄介です。

 

最近のラヴの写真はこんなのばかり・・・

夕食、、肉じゃがは焦げ付かせてしまった

 

コメント (6)
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