一期一会の日々

日々のあれこれ

柿を取りました。2024秋・10/31

2024-11-01 17:57:13 | 日々の出来事

10/10、なの花のお母さんからライン。
 久しぶりです。柿随分色づいてきました。
 11月の3日頃楽しみです。
職場の駐車場の柿の見張り番をしてくれているお母さん。
今年も恒例の秋の連絡が入った。
翌週10/17様子を見に行くと、
あまりにも立派で豊作の柿に驚きしかなく…。
4個こっそりもいで帰宅後食べてみると
まだ少し若くて頃合いではなかった。
苗を植えてくれたおじさんにも報告。
それからお天気と相談して、10/31に取ることに。
前日お母さんにラインして、明日お昼過ぎにおじさんと決行!と伝えると
 ちょっと早いような気もするけれど
 おじさんが見えるなら仕方ないね。 と。
少しばかり背の高いところを予めざっともいで、お母さんに声をかけに行く。
出てきたお母さんはいつもの華やかな色合いと違って上下黒。
なんか嫌な予感…
そこへご近所の方が、いらしたのならご焼香させてと通りかかる。
 えっ、何?! どうしたの?!
 おとうさんが亡くなったの。
 いつ?!
 10/13よ。だからおとなしくしているの。
 何にも知らなくて…のんきにごめんなさい。
 何言ってるの。知らないのは当然よ。
後はもう言葉にならない。涙だけがあふれてくる。
 柿はおじさんと取っておきます。お客様のお相手を。
それだけ言うのが精一杯。
柿の木の下のおじさんに訃報を告げて、
ある程度とって、次回に取っておこうとなる。
 それでも新聞紙のまとめ袋1袋分。
 珈琲屋さんの段ボール箱1箱分。
 大きな紙袋1袋分。
 中くらいの紙袋1袋分。
 一番大きなスーパーの袋1袋分。
以上、まとめ袋をなの花に届けて、
段ボール箱と中紙袋はお持ち帰り。
実家によって体重計で計ったら11㎏あった。半分は実家に。
残りは用務さん6人×2個、守衛さん3人×1個、
契約同僚さん2人×3個、施設担当事務1人×3個。
それからとにかくひたすら剥き続ける。
柿取りは12:40~13:10。それから上記の分配を終えて
14:20までただただ剥き続ける。
用務室(お菓子の箱にまとめて)、守衛室(ラップに個別に)、
事務室13人分個別、途中ラップが底をついて紙コップに、
保健室に紙コップでおやつ用に配達を終えると
職場にどーんと大皿一皿。
そして、本日2日目も、追加でどーんと一皿剥き給湯室に置いておく。
更衣室で剥いていると、大変そうだから持って帰りましょうか?と。
そこで5個分配。柿好きの女の子にも予め4個渡しておく。
これにて2024年、第2弾の柿祭りは終了。 
 第1弾は10/15・16おじさん宅の柿で祭りのスタート。
第3弾は取っておいた柿を全部、お母さんにお届けするつもり。
  いつもお父さんと一緒に皮を剥いて楽しんでいた秋の一コマ。
  今年は一人きりで大量の柿を前にして涙を流されることでしょう。
  お父さんが旅立ちを柿の季節・秋を選んでくれたのは
  私へのメッセージのような気がしてなりません。
  謹んでご冥福をお祈りいたします。