ベトナム探鳥旅行 (2024年1月)
ダラット近郊にて
先に行った森の中は 鳥との距離が遠く 近くには来てくれずほとんどウォッチングだったので移動
車で少し走り 降りた所は一面松林 この森もそうだけど 車で走っている途中も松林が多く見られた
しかも、松林はどこも焼かれて黒ずんだ林があちこち
長いベトナム戦争で森は枯れ葉剤やたくさんの爆弾で傷み その後に松を植栽したようです
松は家具や建築などに使われるようですが まだ、さほど大きくないので
鳥を探すには見つけやすいそうですが この森の固有種ワキフチメドリを探すため
焼き山の中 急坂を登り下りしなくてはならず 歩くと灰が舞い上がり喉に入る
現地のガイドは40代前半 日本のガイドは20代と若い若者たちで
着いて行くのにはお年の私は大変だった しかも、ワキフチメドリは絶滅危惧種
数も少ないようで見れたらラッキーの鳥を探すのは歩き回らないと探せないのは仕方ない
やっと見つけた場所は撮影には厳しい逆光の中だった
ここに2羽居るようだが・・・分かるだろうか?
1羽出て来たが厳しい
この子は薄暗い中が好きなの?と思うほど一向に出てこない
全長約22㎝
頭部が灰色 黒い眉斑 背には明るい茶色
脇にはまだらの縦斑が見られる
お腹は白 厳しい撮影だったが見れただけでも良かった
この日もあちこちで野焼きが見られました
害虫駆除と焼いた後の灰が松の栄養になるようです
鳥が減ったのは長いベトナム戦争の中で食べ物も不足
鳥を見たら 先ず「この鳥は食べられるのだろうか?」と思い
食べていたそうです 近年になってようやく自然保護の意識が出て来て
出会うのが難しい野鳥も見る事が出来るようになったようです
コスタリカもそうでしたが田舎へ行けば仕事が無い
ベトナムでは長い戦争の影響で人々は苦しい日々を過ごさなければ
ならず自分が住む地域の野鳥を保護するよりも生きていくのに必死ですよね
でも、近年は自然の資源を活用する そして、観光客を呼ぶエコツーリズムを実践
本当に良かったと思いました
つづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます