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初!デルプ会議

2016-10-26 |  I LOVE 文房具♪
今日は茅場町までデルプ会議に行って来ました。

デルプとはこんなMAXさんの紙製クリップです。



こうやって紙をまとめて止めます。



金属で止めないので、そのままリサイクルに出したり、
と言うことも可能。



楽しく食事をしながら
ワイワイといろいろなアイデア出しをしてきました。



今日は娘が出かけていて、
猫2匹、夕ごはんをあげておいてきたので心配。

楽しい時間だったけど、急いで帰ります!
急げ~!!


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NPO法人 ピンクリボンうつのみや主催「第3回 ピンクリボンセミナーin宇都宮」に行ってきました!(3)番外編

2016-10-26 | ★そのほか★
今回、セミナーと病院施設の見学の間にランチをいただきましたが、
そのランチを番外編としてご紹介します。

■野菜と玄米のお弁当■

Comida(コミーダ)という宇都宮セントラルクリニックのお医者さんが監修したお弁当があるそうです。



セミナー当日、こちらをいただきました。



もちもちと美味しく炊かれた玄米ごはん



ややもすると茶色いおかずばかりになりがちなおかずが



意外とカラフル。

・車麩のフライ
・紫じゃがいものサラダ(自家製豆乳マヨネーズ和え)
・切り干し大根ときゅうりの中華和え
・なすの味噌和え
・ブロッコリーのにんじん甘酒ドレッシングがけ

どのおかずをとってもどれもそれぞれ美味しくて、
周りの方々も残された方はほとんどいなかったのでは?

以前私、車麩のフライに挑戦したのですが出来がイマイチだったのですが
きっと車麩に上手に味を付けておかないといけなかったんですね。
また再挑戦してみることにしましょう。

低GIやフィトケミカルを念頭に作られたお弁当。

この日のお弁当は栃木県那須町の「玄米と野菜料理の店 松おか」さんとのコラボだそうです。

お料理の手間は少しかかっても、
少しずつこういったお料理を献立に取り入れるのがいいのでしょうね。
ということで、まずは切り干し大根で常備菜を復活させるかな。

美味しかったです!
ごちそうさまでした♪



さて、NPO法人 ピンクリボンうつのみや主催「第3回 ピンクリボンセミナーin宇都宮」に行ってきました!の本編と番外編はこれでおしまい。


途中の羽生SAでの買い食いはまた別記事でご紹介します。(^^)v



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NPO法人 ピンクリボンうつのみや主催「第3回 ピンクリボンセミナーin宇都宮」に行ってきました!(2) 見学編

2016-10-26 | ★そのほか★
NPO法人 ピンクリボンうつのみや主催「第3回 ピンクリボンセミナーin宇都宮」に行ってきました!(1)に引き続き、
ランチの後は実際にどんな機器で検査するのかを見せていただきました。




宇都宮セントラルクリニックの駐車場に面したところに
女性専用の入り口がありました。



女性専用検診施設ブレストセンターの表示も。

中に入ると、通常の検診とブレストセンターへの入り口は
(中で繋がってはいますが)分かれていました。



検診センターの方に入ると



待合室は明るく、子どもを連れてくるしかないときでも



遊ばせることができます。
こういうスペースがあるとないとでは子連れのお母さんの気持ち的な余裕も違う気がします。

また検査着に着替えるスペースも



とても清潔感はあるのですが色調が柔らか。



待合にはこんな検査ランキング表が!
ピロリ菌の検査!たぶん男性でも人気(?)があるのではと思います。

さて、乳腺外来(ブレストセンター)のほうに行くと...

待合は木調の落ち着いた空間に。



扉も木目調で統一されています。
診察室にあるものはたぶんどこの病院でも同じだと思うのですが、



床や家具が木目調!これだけでずいぶん印象が違うのですね。



■マンモエコー



やはり床は木目調。
検査機器がある空間ではありますがどことなくホッとします。



■3Dマンモグラフィー(トモシンセシス)



大きなアームが回転し、様々な角度から撮影した画像を、
3Dで診断できるよう画像処理するんですね。



水風船に糸こんにゃくを入れて3つあずきを入れ、つぶして写し画像で分かるのは普通のマンモグラフィー、とすると
半分の圧力でカメラを回転させながらスライス画像を取っていくと精度が高くなり、
さらに立体的なマンモグラフィー画像が撮れる、それが3Dマンモグラフィーだそうです。

糸こんにゃく~のたとえがめちゃめちゃ具体的でした。

■PEM(乳房専用PET検査装置)



PEMの装置はPETセンターの中にあります。
放射線管理区域の中になるんです。
まだ世界に70台ほどしかない装置とのことでした。



実はこのPETという検査自体が、
がん細胞にブドウ糖が寄っていく性質があることから考え出された検査法で
そのブドウ糖を放射性物質にしておくことで正確ながん細胞の位置を特定したりができるモノなんです。



体内にブドウ糖を取り込み、全身をスキャンするのがPET、
特に乳房についてを精密に検査するのがPETとなります。



検査室の室内はこんな感じ。



とてもシンプルな室内です。
そしてこちらは座って検査を受けます。



そして胸を挟みますが、その強さはマンモグラフィーほどではなく、
挟んだ後は、上下の装置の中にあるスキャナーが左右に動き、
形で見つけるのではなく、細胞の活動を検知するので精度が高いのだそうです。

PETの検査を受けたときにPEMも受けると手間がない理由もよく分かりました。



今回は最後に再度竹原めぐみ先生にQ&Aを受けていただき、終了となりました。



一つ一つの質問に丁寧に答えてくださるその姿勢に、
なりたくはないですが乳がんになったかも、となったら
真っ先に選択肢の一つ、セカンドオピニオンとして考えたいと思いました。


私の説明はいろいろ端折っていますので詳しくは

宇都宮セントラルクリニック
http://ucc.or.jp/

女性専用検診施設ブレストセンター
http://ucc.or.jp/breastcenter/

のサイトをご覧くださいね。




また、今回、宇都宮セントラルクリニックの検診ご優待チケットをいただきました。
期間は2017年9月までで複数枚が冊子になっています。

◆3Dマンモグラフィー(トモシンセシス)



◆PET



ご興味ある方はメッセージをくださいませ。

また、ツアーのお土産として先日出版されたばかりの竹原先生の本と



佐藤先生の本もいただきました。



特に竹原先生の本では、いろいろと都市伝説のように言われている乳がんの原因が
実は関係ない、なんてところもわかって恐る恐る読み始めましたが
結構興味惹かれるところもあって読み進んでいます。

気になることがある方はこの本から読んでもいいのかも...

寿命を10年延ばす-「乳がん専門医」の教え (中公新書ラクレ 564)
竹原 めぐみ
中央公論新社


がんになった医者が書いた あなたのがんは「これ」で9割防げる がんはステージ0で見つけ、未病で治す
佐藤 俊彦
幻冬舎


Kindle版はコチラ↓

がんになった医者が書いた あなたのがんは「これ」で9割防げる がんはステージ0で見つけ、未病で治す (幻冬舎単行本)
佐藤俊彦
幻冬舎



ためになるセミナー~施設見学会、
お忙しいところをたくさん説明していただき
腑に落ちたこともいろいろ。

家族に何があっても、自分に何があってもちょっと落ち着いていられるかな。
NPO法人のみなさま、病院のみなさま、ツアー関係者の皆様、ありがとうございました。




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NPO法人 ピンクリボンうつのみや主催「第3回 ピンクリボンセミナーin宇都宮」に行ってきました!(1)

2016-10-26 | ★そのほか★
先日2016年10月15日(土)第3回 ピンクリボンセミナー in 宇都宮が開催されます!で告知した
NPO法人 ピンクリボンうつのみや主催「第3回 ピンクリボンセミナーin宇都宮」に
都内から行くツアーがあったので参加してきました。

当日はピンと張り詰めた空気が気持ちを引き締めてくれるような晴れた一日でした。

会場は宇都宮にある「とちぎ健康の森」講堂。





とても立派な建物でした。



建物に入るとピンクリボンの木がお出迎え。

また講堂の前では、実際に乳房にがんができるとどういった触感なのか、
触ってみたときのしこりの感じなどが分かるようになっていました。



幸い、自分の胸では感じられないものの、会場で触ってみたときには
ザッと鳥肌が立ちました。



またこちらにもピンクリボンの木がありました。

この日の講演は下記の内容でした。


第1部 「乳がん基礎知識入門 ~行こう、受けよう、乳がん検診~」  
    講師:竹原 めぐみ氏
    宇都宮セントラルクリニック乳腺外来常務医、日本乳癌学会 専門医 指導医


第2部 「手術前に必ずPEM(ペム)を受けましょう!」
    講師:佐藤 俊彦氏
    放射線科医・NPO法人ピンクリボンうつのみや理事長
    宇都宮セントラルクリニック代表・セントラルメディカル倶楽部顧問医


それぞれ、かいつまんでご報告しますね。


■第1部 「乳がん基礎知識入門 ~行こう、受けよう、乳がん検診~」■



講師:竹原 めぐみ氏
宇都宮セントラルクリニック乳腺外来常務医、日本乳癌学会 専門医 指導医



乳がんは見つけて適切な治療をすれば助かる確率の高いがんだということが
罹患率と死亡率の関係から見てもわかるそうです。



ただし、世界的には罹患率が上がっている乳がんですが、死亡率は下がって行く傾向にあるそうですが
日本ではそうでないこともデータからわかるそうです。



乳がんの危険因子(乳がんになりやすくするもの)としてはこれだけあるそうですが



実はこちらに挙げられているものは影響がないものと考えられるそうです。

ところで乳がん検診にはどんなものがあるかというと



私はこの中で、エコーとマンモグラフィーくらいしか知りません。
(もちろん問診と触診は知っていますが...)

ところが日本人女性の乳房は乳腺の密度が高いことも多いために、
平たくつぶして検査する通常の2Dのマンモグラフィよりも
3Dでより立体的にとらえるトモシンセシス(3Dマンモグラフィー)を行う方が
より発見しやすくなるのだそうです。



通常のマンモグラフィの画像と比較すると



トモシンセシスでの撮影は乳房の状態の見え方がかなり違うことが分かります。

日本人女性は特に乳腺が高密度である(デンスブレスト)ことも多く、
通常のマンモグラフィだけでは見逃してしまう可能性もあるそうです。



ところで...男性も乳がんになることがあるってご存知でしたか?
私も乳がんは女性特有の病気だと思っていました。



ところがそうではないのですね。
ビックリです。自分の胸、男性でもいつもと違う、というところがあればすぐに確認した方がよいのですね。



最近の乳がんの傾向として小葉に出来るガンも増えてきているそうです。



またがんを発見したら治療しなくてはいけませんが、
どれかだけ、というのではなく、完全にガンの病巣をなくせるよう、
組み合わせた治療が必要なのだそうです。



特に女性は手術の際に全摘するのか温存するのかで悩むと思います。
きっと私もその場面になったらとても悩むと思います。
あと何年生きるか、生きられるのかにもよるかもしれません。



そう簡単に決められないことだからこそ
きちんと検査をして、どこまでとらなくてはいけないのかを確認して、
必要ならば手術を選択したいです。



でも、できるだけ温存したい!そう思うなら乳がん検診で早期に見つけなければいけないんです。
だから乳がん検診、そしてその際に正確に検査することが何においても大切なんですね。



また手術をしたあとは終わりなのではなく、
再発の危険性も考えながら先生と治療方針を立てて進めていくことが大切とのこと。



乳房を温存する手術を行った際には必ず放射線治療を行うのが必要とのこと。



考えたくはないですが転移している部分などへの放射線治療なども含め、
最近はその局所のみに照射することが可能となっているので身体への負担も減っているそうです。



12人にひとりがかかっている乳がん。
欧米ではもっと率が高いので、食生活の欧米化が進んできているので
さらに確率が上がることも考えられるそうです。

かといって今さら極端に言えば昭和30年代の食事に戻る、なんて出来ませんよね。
今まで摂取してきたものの蓄積だってあります。だから、検診でカバーするのが一番なのだと思いました。


■第2部 「手術前に必ずPEM(ペム)を受けましょう!」■



    講師:佐藤 俊彦氏
    放射線科医・NPO法人ピンクリボンうつのみや理事長
    宇都宮セントラルクリニック代表・セントラルメディカル倶楽部顧問医



正確な乳がん検診を行うには、デンスブレストとの戦いなのだそうです。
授乳中・豊胸手術後・乳がん部分切除術後などは究極のデンスブレスト状態となり
特に撮影した画像から判断するのが難しい状態となるそうです。



でも、どんな状態であれ、早期発見・早期治療が回復への近道。
正確に病巣を切除したりすることは、その後の再発の確率も減らせるそうです。

そのために手術前にPEM(乳房専用PET検査装置)を受けることはとても有用なのだそうです。



PEMとはどんな機能があるのかというと



PETでは5mm程度までのガンを検知可能ですが、
PEMでは直径2mm程度までの検知が可能で、



PET検査のあとに続けて行うと効率的だそうです。



検査の基準は...



乳がんって片方に出来ると、実はもう片方に出来ないとは断言できないそうなんですよ!
ショックは1度で十分、って思いますが
さらに治療で辛い思いをするなら一度で済ませたいな、と思ってしまいます。



乳がんだと確定後は保険適用にもなりましたので、費用負担もかなり下がったそうです。



乳がん治療は本人にとっても家族にとっても辛いものですから、
しっかりと治療方針を決めたりするのにも、セカンドオピニオン外来としての利用がおすすめとのこと。



また、現在では放射線治療も広範囲に照射するのではなく病巣をピンポイントでたたくものがあるので、
その際の治療範囲を決めたり、ということにも有用ですよね。



来年度には宇都宮セントラルクリニックにも放射線治療センターができるそうです。



詳細な検査と併せて治療が叶えば便利なことでしょう。




さて、併せて「ピンクリボンうつのみや」についての説明がありました。



欧米に比べ日本での乳がん検診受診率は低いのだそうです。



そのため、県内のイベントなどで啓発を行い、
栃木県の検診受診率を全国初の50%台に乗せるのが目標なのだそうです。

海外では挟まない乳がん検診ができる装置もあるそうで、



こちらの導入も目指していきたいとのこと...


今まで乳がん検診については通り一辺倒の知識しか持たなかったのですが、
乳がんについてはさらに知らないことも多く、今回の講演はとてもためになりました。
(母も検査では引っかかりましたが乳がんではなかったので)半分他人事のようだったのですが、
周囲で再検査、などという話を聞くと他人ごとではないのですよね。

みなさん、どう感じましたか?
奥様に一度精密検査を受けてみるようすすめる気になりましたか?

私たちはこの後昼食をいただき、
実際に宇都宮セントラルクリニックの女性専用検診施設ブレストセンターで検査機器を見せていただきました。
病院というと壁が真っ白(それにも理由があるのですが)、冷たいイメージなのですが、ここはそうではありませんでした。

宇都宮セントラルクリニック
http://ucc.or.jp/

女性専用検診施設ブレストセンター
http://ucc.or.jp/breastcenter/


ちょっと長くなりましたので(2)に続けたいと思いますが、
ぜひそちらも読んでいただけると幸いです。


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