京浜東北線で大船方向に走るといつも見えるビルがあるんです。
ちょうど桜木町の駅を越えてすぐの陸橋から見えるビル。
8月は工事をしていて、9月ごろから1階にはダンダダン酒場、
2階は大きく京都や石川、富山なんて書かれていて、色使いが和風。
残念ながら電車の中から見えるのはそのくらいだったけど調べてみると
北陸鮮魚専門店という謳い文句の居酒屋さんが出来ていました。
普段はよく見えない斜め後ろ側からも写真を撮ってみました。
最初、郷土料理のお店かと思ったのですが、
入口に書いてあるように北陸や京都の日本海側、富山などの天然のお魚を中心に食べさせてくれるお店。
よっしゃ!と行ってきました。
白海老は季節じゃないのでなかったんですが、
季節ならイチオシでプッシュされたかも。
店内は純和風。
途中に桜木町駅があるので眺めは遠目にみなとみらいの光が見える感じで、
落ち着いた感じなのがいいですね。
ビルのとがったところを利用した個室などもありました。
さて、この日まずは「パインサワー」を。
明かりの加減か、とてもきれいに撮れました。
スッキリした酸味と甘みでまずはのどを潤します。
お通しは「ホタルイカの酒粕漬け」。
ほんのり日本酒の風味が次は日本酒、とすすめているようです。
メニューを見ると8割、いやもっとの割合で魚介類が並ぶような印象。
香箱蟹(黒子!)などもありましたが、今回は別のメニューにしました。
「チェリートマト 珠洲の天然塩添え」
塩は天然塩というだけあって、ちょっと舐めてみると塩の角がなくまろやか。
チェリートマトにちょっとつけると更にトマトが甘く感じます。
誘われて飲み比べを。
利き酒セットは3種類あるのですが、真ん中の「S」を。
尾瀬の雪解け(限定品 Halloween 純米大吟醸)
赤武(限定品 ひやおろし 純米)
山本(限定品 備前雄町 純米吟醸)
をスタッフさんに相談に乗ってもらいながら決めてお願いしました。
悩んだだけあって、どれも私にとっては飲みやすく、
お料理ともよく合って美味しくいただきました。
合わせたお料理は、喉黒が焼き上がる間にと頼んだ「北陸各地 鮮魚のいろいろ揚げ」
粉を軽くまぶしてさっと揚げたお魚は、
油切れもよく揚がっており、軽い食感と熱々でホクホクした魚の身をレモンをかけたり、
それから残っていた珠洲の天然塩をチョンと付けていただくと、
さらに日本酒がすすむんですよ。
家でも刺身が残ったりしたら真似してみたいなぁ。
島根県浜田産の「喉黒(のどぐろ)姿焼き」
立派で大きな喉黒は、なんと30センチほどの大きさ!大きいねぇ~。
写真が下手で大きさ感がちっともわからないんですがスミマセン。でも大きいの。
シンプルに塩焼きでいただいたわけですが、脂ものって身のほぐれもよく
ジューシーという表現も変ですが、食べやすくて美味しかったです。
ここで日本酒をもう1杯。
流輝(るか)(山田錦 モルフォ 純米大吟醸)
すいすいと喉ごしのよい日本酒で、あまり癖もなく
どんなお料理にも合う気がします。
で、新潟県親不知の「砂海老(すなえび)のコロッケ」と合わせちゃいました。
中はクリームベースのコロッケで、海老が隠れています。
外はサックリ中はトロリとプリリッとした食感が面白いですね。
新正は飲んだのではなく...和らぎ水を入れてきていただいた入れ物でした(笑)
「芳熟梅酒」をロックで。
ちびちびと濃厚な梅酒を楽しみました。
〆は最初から気になっていた「本日色々魚介のかき揚げ丼」
お値段リーズナブルで、いろいろな魚介が入っているとあっては
やっぱりこちらをどうしても食べたくなってしまったのでした。
思ったよりも大きなかき揚げが載り、サクッとしていて、
こちらの料理人さんの腕がよく分かる美味しいかき揚げ丼でした。
また、能登中島の「岩海苔の味噌汁」は出汁がどうもあら汁ベースのようで、
潮の香りもする味噌汁。かき揚げ丼も味噌汁もどちらもランチがあったら食べに行きたいくらい
クオリティ高く、〆がよければ、ではないですが、どの料理も美味しく外れがありませんでした。
お酒は開けたら空になるまで提供し、空になってから次を開けるそうなので、
行くたびに違うお酒の品揃えという感じかも。
日本酒のことはスタッフさんに伺うと、楽しそうにお話してくださるので、
迷うときとか、おすすめはお話を聞いて決めるとよいかもしれません。
じっくり腰を据えて飲みたいときなどにもおススメですよ~
魚旬 野毛店
TEL:045-325-8773
神奈川県中区花咲町1-18 第一測量桜木町ビル2F
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