父が碁盤と碁石を処分したい、と言い張ります。
2年程前からかな。思い出したように「買い取ってもらえるところに持って行くから車を出してくれ」とか、「いついくか」とか「予定があいているのはいつ?」と聞いてきます。
「囲碁クラブに寄付したら?」とか、言ってみても、どうも知った人に譲るのは嫌みたいで、どうしても買取店に持って行く、と言います。最近、とあるイトーヨーカドーにブランドなどの買取店ができ、チラシまで持ってきたので、何度か手放す意思を確認し、その買取店へ持って行きました。
ところが、父の碁盤の厚みは15センチ。そのお店で買取で値段が付くのは碁盤の厚みが18.5センチから。残念ながら値段が付かず、そのまま置いて帰ってもよいし、持ち帰っても、ということだったのですが、父はもう手放したい、というのでそのまま置いて帰ってきました。
買い取り業者は、老人ホームなどに安く卸すようです。
ちょうどお昼時だったので、フードコートでお昼ごはん。
父は醤油ラーメンで、私はあんかけラーメン。
お金にもならなかったし、意図しない別れ方になった碁盤と碁石。
もともとモノを長く大事に使い続ける父には、今日のお別れはちょっと寂しい気持ちになったのではないかしら。
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