最近のバイクに付いてくるスタンダードのエアークリーナーは掃除ができません。エアーブローガンで飛ばすと薬品が剥がれるからです。
新品と交換するのが適切ですが、アフターマーケット製のエアークリーナーも数多くのラインナップがあり、ユーザーの心を擽りまくります。私もその中の一人ですが、インダクションポットが付き始めた最近のバイクはとてもエアークリーナーが汚れます。
こってりと、汚れが付いたクリーナーを見るとげんなり、小声でだいじょうぶか~と、バイクにつぶやいてしまいます。
マスクをしたままマラソンをするようなものです。
また、転倒した時などは、必ずクリーナーボックスを掃除するべきです。
砂がエアーインテークから入り込むからです。
さて、アフターマーケット製のエアークリーナはそのままつかえる物もありますが、セッティングをする事でパワーアップも期待できます。
キャブ車ならメインジェットを交換する事でセッティングができますが、最近のバイクはインジェクション、サブコンが必要になります。
以前、セッティングは入りません!と言う広告がある棒社のエアークリーナーを仕入れて付けたら、ノーマルより力が無くなってしまい、アクセルを戻すとパンパン!とアフターファイヤーします。結局セッティングする事になりました。
空気の通りが良くなれば、当然燃調が変わリます。何処のメーカーを選ぶかは自由ですが、プロのアドバイスも聞いてからでも遅くないでしょう。なんでそれを進めるのか聞いても面白いです。
セットアップが決まって走ると爽快です。吸気音が変わり、カッコイイです!セットアップに費やした時間もなんのその!
でも、今はとてつもなく寒いので、近所を回って満足するに留まってしまうかもしれません。