バイクにターボ、一見とても扱いにくそうに思いますが、その通りで御座います。
しかし純正のターボはとても大人しく乗りやすい!加速すると気持ちよく伸びていきます。
このバイクは幾つもの雑誌に取り上げられ、その度に電話対応に追われて来ました。
IHIのえら~い方にメタルベアリングでタービンを製作してもらい、インタークーラーを取り付けしました。
遠方より、このタービンを求め、装着しに来られたお客さんもいましたが、心配なのは普通にエンジンを駆けて、ツーリングなどに行けるのかどうか、自分に乗れるのか?などの質問が多いですが、やってみろよ!やればわかるさ!と言う事もあり、装着後、考えてもらう事とし、仕事をして行く運びとなります。
4000RPMより効き始めるターボはサーキットのコーナー立ち上がりでは常にパワーバンドに入っているので、アクセルをちょっとでも開けすぎるとスライドします。焦ってアクセルを戻すと、びびってんなよ~と茶化される始末、ギャラリーコーナーではこういった意味で注意が必要です。ストレートでも気を抜けません!リヤーに加重が乗っているとバク転しそうになります!こうなると誰かが見ていないかキョロキョロしてしまいますね!
後付けのブローオフバルブは気分を盛り上げるのに十分!ターボならではのシフトアップの度にプシュー!プシュー!といいます!
女子高生などが歩いていると、ついついクラッチを握りプシュプシュ言わしてしまいますね、自分にウットリ!と、いったところです。
ワイセコ810ccにボアアップしデフリック加工したエンジンにヘッドを加工しブースト圧を1kまで上げ無理やり空気を押し込み、空冷ターボの限界に挑戦中!
そんなバイクのコックピットはバイクでは見慣れない計器が付いています。油温計、燃圧計、そして中央がブースト計!実にCOOLですが見ている暇などありません。
寒い時期になると乗れないので、この時期になると仕様変更し、パワーアップしたりしていますが、乗り手はパワーダウンしていくので、いかがなものかと思いますが、これにスーパーチャージャーを付けようと目論んでいます。
その名もスーパーチャー坊!
乗ってみたいぜ!って事で、注文か~?