Strawberryな生活

気になったことや,お気に入りのものなど,生活のメモとしてブログに残してみることにしました♪

ショパンのための練習曲

2016年10月02日 | ピアノ
クレメンティの「前奏曲と音階練習曲集」と
モシュコフスキーの「20の小練習曲集」を買いました。

ツェルニー30番はざっと自分でやり直しましたが、
これはどちらかというと古典に繋がる練習曲という位置付けのよう。
40番は途中までは大昔にやったっぽい気もしますが、難しくもなるので、
ここはあえてロマン派導入向けのこの2冊を選んでみました。

レッスンでは大人のピアノ、限られた時間だからってことで、
スケールと超初学者向けのバーナムで指の形を見てもらいながら、
好きな曲を2曲で……練習曲はやってないので、エチュードは自主練です。

特にクレメンティの方は、各調のpreludeとexerciseという構成で、
ショパンも弟子に必ず弾かせていたというもの。
スケール的なものが多いのですが、ハノンと違い左右違う音!
なめらかに流れるように弾けるように頑張りたいと思います。


ショパンで一番!バラード1番 ト短調 作品23

2016年09月30日 | ピアノ
ショパンがお気に入りだっていうことはしつこいくらい書いてますが
一番好きな曲,紹介していなかったかも。

バラード1番!「四月は君の嘘」のラストで有馬公生が弾いている曲です。
本当にせつない。。。


Zimerman plays Chopin Ballade No. 1


宮園かをりちゃんのバイオリン入りもまた良し!アニメもよかったし,この映像もあっぱれです。
Ballade No 1 in G Minor, Op 23 ~Kousei Piano - Kaori Violin clean ver~ (Shigatsu Wa Kimi No Uso)

大人のピアノ:ピアノ再開10ヶ月

2016年09月29日 | ピアノ
発表会後の練習。
まず先生からは「あんなに肩や腕に力が入っていた割りに、よく最後まで弾ききりましたね!」
「間違えても止まらないで弾けるのは長くやっているから身に付いた技術!」
「皆さんちゃんと聴きいってましたよ」
「ミスっていっても私しか分からないですよ」(ってさすがにそんなことはないはずなんだけど…
本当に私の先生は褒め上手です
そして、私も歳をとる過程で、こういうのを素直に有り難く受け止める図太さを身に付けてしまいましたよ

よく大人のピアノ再開は、以前弾けたものが弾けなくなっていることへのイライラとの闘いなんて聞くのですが、30数年ぶりのレッスンの割りには、いや昔過ぎて記憶がないからか、私には「前はもっと弾けたのに~」っていう感覚がありません。
数年に何回かは思い立ったようにポロポロとpopsとかジブリとかを弾いたりしていたのがよかったのか???
それとも元々大して弾けてないからなのか???

これまでレッスンに通いだして10ヶ月ですが、
既に以前と同じくらいのものを弾いていると思います。
最後の発表会が初ショパンで華麗なる大円舞曲だったような・・・(これも全部弾いたのかどうか???)、
今なんとかそれにチャレンジ中
まあ当時のこの曲も、発表会だから少し背伸びだったはずです。

そもそも私のピアノ歴は、
3歳半で始めて、中学受験で中断。
中学で再開するも、ほとんど家では練習せず、先生の前で初見!の連続。
中2で軽音楽部に入ったのでpopsばかり弾いていて、
あれ?そう思うと日頃から結構グランドピアノを普通に弾いてたんだなぁと初めて思い出しました。
そして、レッスンは高校に入る頃で終わっています。

ピアノは高校二年まで触ってるけど、クラシックはほぼ小学校までしか真面目にやってなくて、
教本はソナチネ終わってソナタ数曲で止まってます。
元々凄い曲が弾けてたわけでもないので、過去と比べるほどでもないんですよね。
だけど、何せ部活でピアノ弾いてたので、高2まで、ピアノだけはかなりの時間弾いているっていう変わったピアノ歴です。

おまけに、再開後は「趣味のピアノ、仕事以外のことに集中するための時間!」と割りきっているので、好きなものが楽しく弾ければ良しという私の考えを、おそらく先生もよく理解してくださっているような気がします。
調合に沢山色がつけてあっても今のところさすがに大人だからか、怒られてません(笑)。決して良いことではないけど、これで沢山シャープやフラットのある曲もチャレンジできてます。
勿論、「好きなもの」を弾くのに必要なこと、
そして「好きなもの」を素敵に弾くために必要なことは指の形から丁寧に教えてくださいます。

特に小さいときにソナチネ中心でほぼ古典しか弾いてない私は、ぱらぱらと音階を上がったり下がったり、装飾音を軽く弾くのが下手くそ。
でも大好きなショパンを弾くにはこれが必須ってことで、スケールをパラパラとさざ波のように、そよ風に葉っぱが揺れるように弾けるように教えていただいてます。

粒を揃えて弾くこと、和音は比較的得意ですが、このパラパラって感じや、ショパンに多い左手と右手のリズム、拍数が違うのとか、フレーズの間に空気感入れるのがとにかく下手くそですね。でもこれも練習あるのみ、頑張ってます。

今ホントにピアノ楽しくて
小さいときからピアノを習わせてくれた両親、
音符の読み方から教えてくださった小さい頃のピアノの先生(お会いしたいなぁ)、
そして今教えてえ下さっている先生にホントに感謝です

きれい系の曲:アラベスク第1番,別れの曲

2016年09月25日 | ピアノ
基本,短調の切ない曲が好きなので,この手の長調のきれい系に関心が行くことは少ないのですが,ここのところ少し,きれいだなって最近思うようになったのが,アラベスク一番と別れの曲。
どちらも有名曲ですが,今まで何とも思わなかったけど,なぜか魅かれだしたこの二曲。
この二曲はきれいだけど,やっぱり少し寂しい,そんな気がします。

アラベスクは色々映画などにも使われていることが多いですが,一番残っているのはこの「ピアノの森」のシーン。こちらは頑張ればゆっくり音を追うくらいはできるかも。

ピアノの森 アラベスク第1番


別れの曲も長調だから避けがちだったけど,やっぱり美しいですね。これは一生弾けそうにない。。。

Chopin Etude Op 10 No.3 Valentina Lisitsa

次の曲!2016年9月Grande valse brillanteとNocturne Op. 37-1

2016年09月15日 | ピアノ
発表会が終わったので早速次の曲に。。。

とりあえずは,やっぱりショパンで「華麗なる大円舞曲」
これは私には珍しく長調の曲。というのも,確かな記憶ではないのですが,全部ではないと思うけれど,2/3くらいを中学の最後の発表会で弾いた微かな記憶があって,弾いておきたいんですね。
Jan Lisiecki - Chopin - Grande Valse brillante in E-flat major, Op 18


そして,やっぱり長調だけ練習するのは厳しいのでNocturneデビュー第一弾,これはしっかりと短調です。

「ノクターン11番」
Chopin Nocturne Op.37 No.1 By Arthur Rubinstein (11/154)


今年いっぱいはこの2曲でしょう。



近いうちに弾きたい曲:ベトソナとマズルカ

2016年09月13日 | ピアノ
近いうち,数年内に弾きたい曲!


ベトソナ・・・月光,テンペストの第三楽章,悲愴の第一楽章と第三楽章が好きです。

悲愴の第三楽章,1年とかみっちり練習したら,音くらいはなぞれそうなので,ショパンの裏で自主練してみようっと。
Barenboim on Beethoven "Pathetique" 3rd movement


あとは,マズルカ何曲かありますが,多すぎて選ぶところまで行ってないけれど,この3曲は好き!
Aimi Kobayashi plays Chopin Mazurka no.41, op.63 no.3 C-sharp minor


Jan Lisiecki - F. Chopin Mazurka Op. 30 No. 1


Arthur Rubinstein - Chopin Mazurka, Op. 7 No. 2


弾けることはなさそうだけど,好きだからついでに載っけておこう。
Beethoven's Tempest Sonata mvt. 3 -- Wilhelm Kempff

お気に入りの- Waltz Op. 64 No. 2 Jan Lisiecki

2016年09月13日 | ピアノ
最初の頃は情熱的なYuja Wangが気に入っていたけれど,
数ヶ月して最終的にはLisieckiの演奏が一番のお気に入りに

こちらは2010年に弾いたもの。この優しく物憂げな感じに落ち着きました。
Jan Lisiecki - F. Chopin - Waltz Op. 64 No. 2


でも彼も数年後2014年のものでは少しMellowさを落している気がします。スピードも速くなってますね。
でも,こちらも素敵です。
CPR On Santa Fe Classical Jan Lisiecki Chopin Waltz Opus 64, No. 2

レッスン再開:おとなピアノの発表会2016. Walts.op.64-2

2016年09月12日 | ピアノ
大人になってピアノのレッスンを再開して初めての発表会が終わった。
曲はショパンのワルツop.64-2。
二週前くらいから何度か街の練習室のグランドピアノで練習したりしたのですが,前記事の通り,発表会数日前にひどい発疹に見舞われてしまい,まあ,むしろそっちに気を取られ,過度の緊張に苦しむことはなく済み,とても素敵な体験だったので,ちゃんと気持ちを書き残しておこうかと。

色々な意味で子どものころの発表会とは違った。
外的なことから言えば,
参加者は二十数名で二十名弱は小さなお子さん,大人は4,5人だったかな,場所自体がホールっぽくはなく,段差もないサロン風であったこと,呼ばれたら自分の席から出て行けばよい感じ,それに到着するとちっちゃい子たちがわちゃわちゃしていたこと,楽譜有での演奏だったことなどがまず違った。
そして,何より精神面の違い。上手く弾かなくちゃ!とかっていう気持ちを持たずに済んだこと。「発表会」なんだから日ごろの成果を出すだけ,それ以上によく弾けるわけもなく,普段の7割くらい出せれば十分だろうって。だって,練習だってノーミスはほぼなかったし(笑)あえてそう心掛けた部分もあったけど,あくまで自分の練習の成果を出すだけだから・・・と。
思えば,小さいころは良く見せようって凄くプレッシャーかけて出てたんだろうなあ。頑張り屋だったのかな,いいかっこしいだったのか,気の小さいところもあったしなあ(笑)。

大人だけの発表会ならもっと緊張したと思う。むしろお子さんメインの発表会だったから,ほのぼの,お客さんも基本的には自分の子どもたちにしか興味ないよね!?って思っていたのでね,それはよかった。

おかげで,小さなころのあの,頭が真っ白になる,今思い出しても,ふわっと頭から血が弾いてしまうような嫌な思いをせずに済んだ。そもそもはこれが嫌で発表会は二度と嫌だって思ってた。でも,あまりにも先生が素敵な方なので断れず・・・。
念のため,安定剤は飲んでおいたけど,それでも前ならもっとひどい緊張になったはず。後で書く,ピアノの鍵盤との相性以外は,手が冷たくなることも,震えで指が動かないなあって思う感じもあんまりなかった。

さてさて,発表会が始まると,名前を呼ばれた,就学前や低学年の子たちが,ぴょこっと頭下げて,椅子に座った途端に弾き始め,弾き終わるやいなやピアノから降りて退散しようとするのを,すぐ近くで控えてる先生から「お辞儀,お辞儀」と言われて,ぴょこっと頭を下げる。
一曲忘れて降りようとする子を,「○○くん,もう一曲」とか,もう普通にレッスンのように先生が小声で「ド,レ」とメロディー謳ってたり,もう可愛い,可愛い。ひとり2分もなく終わってしまうので,あっというまに終わってしまいます。数十分で前半終わって,休み挟んですぐに後半。
少し大人部門。ジャズを弾いている人は見るからに楽しそうだし,大人になって習い始めたんだろうなって人も努力を想像すると本当に素敵で,たっくさんたっくさん拍手したい気分に。

そして,私の番。そもそもリハーサルとして事前にピアノに触れたのが1分!ピアノはスタインウェイのマットな鍵盤。初めて知ったのだけれど,私はこのマットな鍵盤,凄く相性悪いんだ。。。
早くなるところの5小節目から「ドレドラレ(下の音)ド」「ドレドソド(下の音)ソ」「ソ,ソ(下の音),レソラソ」のこの下の音に行くときに,どうやってもすべってしまいがちで・・・で,このフレーズ,繰り返しを含めて6回も出てきて・・・もう,途中から諦めたけど,修正できず何か所もミスった。。。

ここで躓くことなかったのに。。。あとで先生に話したら,やっぱりスタッカートをゆっくり弾く練習で鍵盤を斜めからではなく,上から捉える練習が効くのよね・・・とのことだった。確かに。。。
この手のピアノを置いているところで練習したいけど,今のところないなあ。。。

でもまあ,あとで録音を聞いてみたら,全体としての曲の雰囲気はかろうじて保ったんじゃないかと。。。
何より,再開1年弱でお子さんに混じって発表会って(笑),私エライ!!!自画自賛。

子どもたちが一生懸命ピアノを弾くのを見られたし,やっぱり小学生以降だと,ああ,この子には短調が似合うなあとかもあって,本当に楽しくよい時間が過ごせました

ショパンのワルツ:独りぼっちの音

2016年06月09日 | ピアノ
発表会の候補曲として、
64-2以外に70-2を弾いてみては?と先生に言われて練習中。
地味だなあって感じ。

ショパンには独りぼっちの音符♪が多い。
先生に「この音はひとりだから…」
そっかあ、ひとりなんだ…と妙に大切に弾いてあげたくなる。
70-2なら


64-2にはあまり独りぼっちの音はいない。

ワルツ、イ短調17番は、たとえばこの音。


要は独立させて大切にふわっと、ぽわんって弾く音。
優雅で自由で。素敵に弾いてあげよう。