Strawberryな生活

気になったことや,お気に入りのものなど,生活のメモとしてブログに残してみることにしました♪

赤岳,横岳,硫黄岳(4)

2012年08月24日 | 山歩き
硫黄岳を後にした時にはすでに行動時間は8時間を超えていた。
そこから赤岳鉱泉までは右に左にと樹林帯を下りていく下りの道。奥多摩っぽい雰囲気かな。ただひたすら地道に下りていく道に,気分もめいり,足の裏もだんだんとジンジンとしてきて,疲労はピークに達した。
赤岳鉱泉が近くなると少し雰囲気も沢っぽい感じになる。






それから赤岳鉱泉でしばらく休憩。八ヶ岳の山々が名残惜しい。

硫黄岳の右あたりからパノラマ風に・・・


横岳


赤岳


そこからは北沢コースを坦々と歩く。


本当は楽な道だが,疲れがピークに達しているために辛くて辛くて・・・・。美濃戸山荘でもたっぷり休憩をとったため,美濃戸口についたころには行動時間13時間に達していた。

本当に,こんな,長い長いコースを歩いてしまった。しかも,本当は昨日のコースだった分2時間も追加されている・・・。
天望荘には泊まれなかったけれど,今回はしっかりと縦走コースを歩ききって大変満足な山歩きだった。
今回もすべての一歩に付き合って,一緒に歩いてくれた山友さんたちには本当に感謝,感謝である。





赤岳,横岳,硫黄岳(3)

2012年08月24日 | 山歩き
さて,まず大きな目標だった赤岳を後にして,横岳に向かう。
横岳が近くなってくると,岩の大きさも大きくなり,急斜にもなってくる。細かいピークを何度か超える。



雲海が気持ちよい。


コマクサもちらちら。


ガスってくる。でも切り立った斜面を越えるには高度感が抑えられるのでちょうどよい感じ。


9:40 横岳山頂に着く。




ここからが,「ナイフリッジ」「かにのよこばい」と心配していた部分。自分たちだけで降りるのは怖いので,スタートした男性二人の後ろをついていくことにした。
しかし,ちょうどガスっていたので怖さはかなり抑えられた。足場はしっかりしているので,高いこと,下がばっさりと切り立っていてバランスを崩せば終わり・・・ということさえ気にしなければ!?鎖があるので特に怖さはなかった。よっぽど普段の低山の方が怖いところはある気がする。

そして11時前に硫黄山荘に着く。






すっかり難所は越えたことで気が緩んだのだが,そのためか,実はここからがながらかなゆるーい傾斜のガレ場が始まり,とても苦しく足を進めた。




行く手は灰色の石だらけ。仕方ないので,振り返って歩いてきた稜線を見ながら自分を励ます。






なかなか進まず気分も落ちてくる。お花などを撮って気分転換。






11:30やっと硫黄岳に到着。


山頂は広い


爆裂火口はご覧のとおりガスで見えなかった。


(続く)