Strawberryな生活

気になったことや,お気に入りのものなど,生活のメモとしてブログに残してみることにしました♪

マリー・アントワネット★

2007年08月03日 | 映画・DVD・ドラマ・本
プリンセス好みの写真集をPopでRockな音楽に載せて
映像にしたという感じの映画。
ポップで衣装やセット,CMでも出ていたスイーツの
映像はマカロンカラーで彩られ,
ギャンブルのチップまでパステルカラー。
でも残念なのはこういうシーンはほんの少し。
どうせ心情描写をあまりしないつもりなら,
可愛い&ゴージャスな感じ,
ポップな感じでつっきって欲しかった。

それにストーリー的にはまったく満足できない!というのが
最初の感想で,映像の可愛さ,ゴージャスさを除くと
この映画の印象は非常に悪いものでした。

お世継ぎが生まれないことなどの不安やストレス,
宮廷内での孤独をギャンブルや贅沢などではらすそのさまが,
淡々と続き,マリーアントワネットが
あまりにも子どもっぽく描かれていることにがっかり。

しかし,考えてみると14歳で政略結婚のために
オーストリアからフランスに嫁いでいるわけだから
実際には子どもだったのかもしれませんね。

この映画では,
彼女が周りからのプレッシャーなどに対して,
深く強く受け止めて苦悩する姿があまり描かれていません。
たかだか,ぼやいたり,夫にやんわりと伝えたりする程度です。
しかし,もしかすると,それはおそらく,
彼女が深く苦悩することも出来ないほど
子どもだった,ということを描いてもいたのかもしれません。
マリーアントワネットの素行は,お姫様の気晴らしにすぎず,
その辺のティーンのやっていることを
ヴェルサイユを舞台にしてやっていただけって感じ。
でもそれこそがメッセージだったのでしょうか?

だとすればまた却って,
彼女の人生が虚しくも悲しくも思えてきて・・・。

このように良く解釈すれば,
ソフィアの描きたかったことは
しっかりと描かれているのかもしれませんね。
苦悩を受け止めることすら出来なかった
未熟なマリーアントワネット・・・というのは,
それもひとつの見方として新たな描かれ方なのかも

・・・にしても分かりにくい。
それに昔の14歳といえば現在の14歳よりは
もっと大人だったのでは?とも思うし・・・。
しかし,このように解釈しなければ,あまりにも
「なぜこれが映画に?」ととまどいを感じざるを得ない
軽さなのです。
ベルバラで育った私としては物足りない。

とにかく,この映画に,
大河ドラマ,荘厳な女性の一生的なものを
期待してはダメです。
まあ,主役がキルスティン・ダンストンだったということでも
それはお分かりかもしれませんが。

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1 コメント

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どうして??生きるのか?? (DOSANKO)
2007-08-03 16:29:19
はじめまして。
お邪魔でしたらごめんなさい・・・・・。

人は何のために生きているのでしょうか?
人はどこから来て。。。。。
何のために生きて。。。。。
どこへ向かっているのでしょうか。。。。

神の存在、愛とは何か、生きる意味は何か、死とは何かな
どの問題などについて、ブログで分かりやすく聖書から福音
を書き綴っています。ひまなときにご訪問下さい。
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/

「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところ
に来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」
                   (マタイの福音書11:28)。



    
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