▲ 立川反戦ビラ事件が高校の政経教科書に載っていました
立川反戦ビラ事件が高校の政経教科書に載っているとはね。
表現の自由をめぐる「チャタレイ夫人の恋人」級の(若い人は知らないでしょうが)大事件だったというわけだ。
執筆者に浦部法穂氏(法学館憲法研究所顧問)などの名前が見られる。死刑問題なども含め、解説は割にリベラルだが、彼らの努力の結果でしょう。
問題は学生諸君がどう考えるか、ですけ . . . 本文を読む
◎ 東京都の「教育改革」の破綻ぶり(後)
若杉倫(都立高教員)
3.前近代的専制君主スタイル統治
こんな有り様なのになぜ自浄作用が働かないかと言えば、意見表明や民主的手続きを「悪」として否定する専制政治型の経営システムが構築されているからだ。校長の恣意がまかり通るから、人材は逃げるし、無意味な「改革」が幅を利かす。専制システムの下で、東京の教育は確実に劣化しつつある。
(1)職員会議採決禁 . . . 本文を読む