◆ 「この道しかない」と言う安倍自民党政権の「未来予想図」
=庶民収奪で世界一の大企業・富裕層・自民党天国 (井上伸)
自民党の総選挙政策には「アベノミクス三本の矢を強力に進め」「加速させます」と書かれ、「この道しかない」のでアベノミクスを「本格化させます」とあります。まだ、アベノミクスは「本格化」していなかったのですね。
今回の総選挙で安倍自民党政権が勝利することにでもなれば、この2年間のアベノミクスの「矢」がさらに「強力」に「本格化」して「加速」することになるわけです。

そうすると、この2年間のアベノミクスの「矢」の方向で延長していけば、「この道」の行方は、ある程度わかるということでしょう。
なので、この2年間のアベノミクスの「矢」を政府統計等で押さえた上で、安倍自民党政権による「この道の先」=「未来予想図」を上のように作ってみました。(※「未来予想図」というほどのものでもありませんがf(^_^;)…)
上の図を見て分かるように、そもそも大企業や富裕層が儲かれば庶民にもその儲けが滴り落ちるという安倍自民党政権が信じて疑わない「トリクルダウン」はまったく起きていません。
もっと言えば、「トリクルダウン」がまったく起きていないどころか、貯蓄ゼロ世帯数とワーキングプア数は過去最大になり、雇用者報酬も消費支出も大幅に落ち込んでいるのが事実ですから、大企業と富裕層、そして自民党への企業献金の大幅増という形で、労働者・庶民が収奪されているだけの話です。安倍自民党が言う「トリクルダウン」というのは、労働者・庶民を収奪することだったわけです。
そして、安倍首相が今回の総選挙の中で繰り返してる「この道しかない」というのは、労働者・庶民から収奪して、大企業・富裕層・自民党が富を独占する道しかない、と言っているに等しいのです。だから、「世界で一番企業が活動しやすい国」を目指すと安倍首相は政権発足以来、繰り返し公言してきたわけですね。
労働者・庶民から収奪して、大企業・富裕層・自民党が富を独占する道しかない、と言って、さらにこのアベノミクスを「強力」に「本格化」して「加速」すればどうなるかは、上の「未来予想図」が示す矢印の通りです。
それから、上のグラフは、総務省「家計調査」のグラフの上に、安倍自民党が公約している2017年4月からの消費税率10%引き上げ時の消費支出を書き加えて「未来予想図」を作ってみたものです。
これまたおおざっぱな「未来予想図」ですみませんが、安倍自民党が「強力」に「本格化」して「加速」すると公約しているアベノミクス第3の矢のメニューにある「生涯派遣・正社員ゼロ」の労働者派遣法改悪や、「過労死促進・残業代ゼロ」などの労働法制全面改悪が実施された上に、さらに加えて、低所得者ほど重い負担となる消費税増税が強行されたならば、現在よりももっと酷い「増税不況」「消費不況」が発生して、日本経済を破壊することは確実なのではないでしょうか。
『官製ワーキングプアなくし、誰もが幸せになる行財政へ 井上伸 - 個人 - Yahoo!ニュース』(2014年12月5日)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/inoueshin/20141205-00041246/
(国家公務員一般労働組合執行委員、国公労連書記、雑誌編集者)
=庶民収奪で世界一の大企業・富裕層・自民党天国 (井上伸)
自民党の総選挙政策には「アベノミクス三本の矢を強力に進め」「加速させます」と書かれ、「この道しかない」のでアベノミクスを「本格化させます」とあります。まだ、アベノミクスは「本格化」していなかったのですね。
今回の総選挙で安倍自民党政権が勝利することにでもなれば、この2年間のアベノミクスの「矢」がさらに「強力」に「本格化」して「加速」することになるわけです。

そうすると、この2年間のアベノミクスの「矢」の方向で延長していけば、「この道」の行方は、ある程度わかるということでしょう。
なので、この2年間のアベノミクスの「矢」を政府統計等で押さえた上で、安倍自民党政権による「この道の先」=「未来予想図」を上のように作ってみました。(※「未来予想図」というほどのものでもありませんがf(^_^;)…)
上の図を見て分かるように、そもそも大企業や富裕層が儲かれば庶民にもその儲けが滴り落ちるという安倍自民党政権が信じて疑わない「トリクルダウン」はまったく起きていません。
もっと言えば、「トリクルダウン」がまったく起きていないどころか、貯蓄ゼロ世帯数とワーキングプア数は過去最大になり、雇用者報酬も消費支出も大幅に落ち込んでいるのが事実ですから、大企業と富裕層、そして自民党への企業献金の大幅増という形で、労働者・庶民が収奪されているだけの話です。安倍自民党が言う「トリクルダウン」というのは、労働者・庶民を収奪することだったわけです。
そして、安倍首相が今回の総選挙の中で繰り返してる「この道しかない」というのは、労働者・庶民から収奪して、大企業・富裕層・自民党が富を独占する道しかない、と言っているに等しいのです。だから、「世界で一番企業が活動しやすい国」を目指すと安倍首相は政権発足以来、繰り返し公言してきたわけですね。
労働者・庶民から収奪して、大企業・富裕層・自民党が富を独占する道しかない、と言って、さらにこのアベノミクスを「強力」に「本格化」して「加速」すればどうなるかは、上の「未来予想図」が示す矢印の通りです。
それから、上のグラフは、総務省「家計調査」のグラフの上に、安倍自民党が公約している2017年4月からの消費税率10%引き上げ時の消費支出を書き加えて「未来予想図」を作ってみたものです。
これまたおおざっぱな「未来予想図」ですみませんが、安倍自民党が「強力」に「本格化」して「加速」すると公約しているアベノミクス第3の矢のメニューにある「生涯派遣・正社員ゼロ」の労働者派遣法改悪や、「過労死促進・残業代ゼロ」などの労働法制全面改悪が実施された上に、さらに加えて、低所得者ほど重い負担となる消費税増税が強行されたならば、現在よりももっと酷い「増税不況」「消費不況」が発生して、日本経済を破壊することは確実なのではないでしょうか。
『官製ワーキングプアなくし、誰もが幸せになる行財政へ 井上伸 - 個人 - Yahoo!ニュース』(2014年12月5日)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/inoueshin/20141205-00041246/
(国家公務員一般労働組合執行委員、国公労連書記、雑誌編集者)
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