パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

時代が変わりつつある(普天間基地移設問題)

2010年04月27日 | 平和憲法
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
 本日(4月25日)、沖縄で、普天間基地の早期閉鎖・返還と県内移設に反対し、国外・県外移設を求める<4・25県民大会>が開かれ、41市町村代表と県知事を初め9万人が参加しました。
 この様子の一部は、リアルタイムで、本日同時刻に開かれた東京の社会文化会館の<4・25沖縄県民大会とともに声を上げよう東京集会>会場に大きな映像と音声で流されました。
 (主催:一坪反戦地主会関東ブロック、東京沖縄県人会、練馬沖縄県人会、千葉沖縄県人会)
 知事の姿や決議案を読み上げた二人の女子高校生の姿も映し出されました。

 その映像と音声が流れた東京集会の会場(定員600名余り)は超満員となり、会場に入れない人も沢山おり、(主催者発表計千人)、きわめて熱気あふれる集会となりました。
 主催者挨拶では、この19日から72時間の国会前ハンストをやった、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの下地厚さんが、力強く、「沖縄は怒っている。普天間基地の早期閉鎖・返還、国外移設を求めている。本日は全国各地でも連帯集会が開かれている。ともに頑張ろう。」と述べました。
 その後、
 ・各沖縄県人会からのメッセージと訴え
 ・連帯挨拶
 ・県民大会からの訴え(会場から電話で崎原盛秀さん)
 「沖縄は怒っている。90%以上の人が県外・国外の世論だ。いま人々が続々集まっている。・・・」
 ・首都圏での反対運動の取り組みの訴え
 ・県民大会代表団の東京行動への参加呼びかけ

 などが行われました。
 これらの発言で共通して特徴的だったのは、
 「戦後65年、安保改定50年、冷戦もなくなった今、いつまで日本はアメリカの言いなりになっているのだ」
 ということだったと思います。

 集会後は、国会周辺~赤坂~溜池~新橋~銀座~日比谷公園までデモをやりました。
 道行く人の反応は上々でした。

 その後、夜、明治公園で
 <キャンドルで人文字をつくろう! NO BASE! OKINAWA!>
が開かれました。
 (主催:「沖縄に基地はいらない」全国同時アクションTOKYO)

 これには1,250名が参加。
 主催者の準備と天候にも恵まれ、みごとな人文字が作られました。
 (共同通信のヘリコプターが飛び、公園に隣接するビル屋上にもカメラマンがいましたから、写真報道がなされると思います)
 私の隣にいた子ども連れの男性(鎌倉から)は
 「自分はベトナム反戦の集会でここに来た。今回のことは子ども達(彼は晩婚だったそうで、高校生と小学生)にも知らせたくて、連れてきた」
 と言っていました。
 主催者曰く、5月14日(金)には、国会包囲のキャンドルを予定しているとのことでした。
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 ところで、本日、沖縄、東京、さらには全国各地で同時に開かれた集会は、1月の名護市長選、2月の沖縄県議会決議、4月18日の徳之島島民集会、などの成功を踏まえて行われたものですが、明らかに時代が変わりつつあることを示していると思います。
 それは、第一に、普天間基地の沖縄県内移設は(県外移設も)日本政府やアメリカ政府が何と言おうと90%以上困難になってきたということです。
 第二に、問題はもはや、単に「普天間基地移設問題」にとどまらず、日米安保条約や日米関係までも、及びつつあるということです。
 そして、第三に(これが一番大きい)無名・無数の一般ピープルが日本社会の新しい時代を切り開きつつあるということです。
 たとえ日米政府や政治家たちがどんなことを言おうと、この流れはそう簡単には変えられないでしょう。
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
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