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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

8・17日比谷 安倍倒そう!大集会に1830人

2014年08月25日 | 平和憲法
   《教育労働者全国通信 第58号から》
 ★ 〝国際連帯と労働運動の力で戦争を絶対に止めよう!〟
   ~被爆者・城臺さんと共に全世界に宣言


 8月17日、東京・日比谷公会堂で、「改憲・戦争・原発・首切りの安倍をともに倒そう!大集会」が1830人の参加で開催され、全国・全世界に向けて「国際連帯と労働運動の力で戦争を止めよう」という「日比谷宣言」が発せられました。
 7月1日の集団的自衛権行使容認の閣議決定は、歴史の分岐点です。かつて労働組合は産業報国会として戦争に動員されました。絶対にこの歴史を繰り返してはなりません。怒りの声は満ちています。闘う労働組合を甦らせ、「7・1情勢」に立ち向かう時が来ました。
 集会では、長崎県教組組合員として「教え子を再び戦場に送るな」と活動を続け、長崎平和祈念式典で安倍を前に被爆者代表として「集団的自衛権容認は日本国憲法を踏みにじる暴挙」と発言された城臺美彌子(じょうだいみやこ)さんの特別アピールを始め、「戦争は止められる」という展望が各界から次々と語られました。集会発言の一部を掲載します。
 ■城臺美彌子さん
 平和祈念式典では、「集団的自衛権」と言った時に、「日本の憲法を踏みにじる」とすいすいと出てきました。止めることはできませんでした。あの人たちのおかげで、この日本が今まで守ってきた平和がなくされてたまるものか、という思いでした。私たちの命は、私たち労働者がみんな力を合わせて、自ら切り開いていかなければならないものだと思っています。一人ひとりは微力ですが、無力ではありません。
 ■根津公子さん(東京・「日の丸・君が代」不起立被処分者)
 城臺さんは長崎県教組で組合活動を退職までされていたと聞きました。彼女は本当に悔しい思いをもち、何とかしたいと思っていると思いますが、ここに集まっている皆さんも同じだと思います。再び子どもたちを戦場に送らないために何ができるのか。命令されても教員がそれに応じなければ子どもたちを戦場に送る教育は成立しません教員が拒否し抵抗すればいいわけです。退職教員はそれを支援し、人びとに見える形で具体的に行動することによって世論を変えたいと思います。
 ■チョ・ヨンナンさん(韓国・民主労総ソウル地域本部統一委員長)
 私たちは、集団的自衛権行使の閣議決定を即時撤回するよう安倍政権に強く要求します。今日の集会を、日韓の労働者が戦争・原発・核兵器・新自由主義に反対して一緒に行動する契機にしましょう。
 ■田中康宏さん(国鉄千葉動力車労働組合委員長)
 労働者の権利を守る闘いと戦争に反対する闘いはひとつです。それは闘う労働組合が甦った時に必ず大きな力を得て、その力は労働組合の範囲を越えてすべてを獲得し、この社会を変えていく力をもつ。労働者階級は社会の主人公です。歴史をつくっていく存在です。そのことを僕らはもう一度、自分の胸に刻みたいと思います。
◎2014年8月・日比谷宣言(抜粋)
■「7・1閣議決定」は、憲法9条を破壊しました。「戦争をする国」への大転換です。
■戦争を阻止する道は、国境を越えた全世界の人々の連帯と団結です。
■安倍政権を倒し、戦争を阻止するもう一つの力は労働運動です。社会を動かしている労働者階 級こそが、この戦争と大失業において日本と世界の人々の全未来を背負っています。
■私たちは、1945年8・15から69年目にあたり、「日比谷宣言」を発し、その実践と持続的発展をめざし、「改憲・戦争・原発・貧困許さない大行動」(略称「許すな改憲!大 行動」)を立ち上げます。安倍政権打倒の大運動に日本のみならず全世界の賛同を訴えます。
■国際連帯と労働運動の力で、この戦争の危機の時代を乗り越え、労働者人民の団結で人類の新たな歴史を切り開きましょう。
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『教育労働者全国通信 第58号』(2014.8.20)

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