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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

大阪府教委は学校で選定した実教日本史教科書を条件付き採択

2014年08月25日 | こども危機
 大阪の会のIです。

 ◆ 速報!大阪府教委で実教日本史を8校で採択!
 8月22日、大阪府教育委員会議で、高校教科書採択がおこなわれました。結論から言いますと、実教日本史については、高校日本史A(302)を選定したのが3校、高校日本史B(304)を選定したのが5校となり、合わせて8校での選定となりました。昨年度から引き続き実教日本史を選定したのが3校で、今年度から新たに選定したのが5校となっています。
 これらの8校の選定に対して、教育委員会議では、「条件付き採択」とはいえ実教日本史を採択しました。教育委員会議の中では、事務局から選定教科書の報告があり、ほとんど議論がなく採択がおこなわれました
 昨年、中原教育長と歩調をあわせて強烈な政治介入をおこなった大阪維新の会(以下「維新」)は、表だって政治介入の動きを見せませんでした。
 昨年、私たちは、「維新」の介入をことあるごとに問題にしました。そのことは、マスコミでも取り上げられたり、府議会でも議論となりました。また、今年の7月には昨年8月8日の中原教育長と「維新」との勉強会のやりとりを公にさせ、政治介入の実態を明らかにしてきました。そういったことの結果として、今年の維新の会の介入を事実上封じることもできました。
 しかし、いくつかの学校では、各学校の教科担当者から実教の選定をしようとしたところ、校長の圧力で覆されたところもありました。
 また、実教を採択した学校では、今後「補完教材」使用が強制されていきます。
 今後、各学校での校長圧力の実態を明らかにしたり、「補完教材」の問題点を明らかにし、強制をやめさせる取り組みをおこなっていきたいと思います。
 昨年度、明成社(旧課程版)を採択した1校が、同じく3年生で明成社版(新課程版)を選定し、そのまま採択されました。このことについての取り組みも必要となっていることを痛感しました。
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