-- はじめに --
これまで、ぼあちゃんが調子を落としてから亡くなるまでのこと等を、何回かまとめて書いてきました。
実は、今日は、「もしかしてあの子、調子が悪いのかな・・・」と初めて感じた日なので、その辺りのことを、当時の飼育日誌を元にまとめておきたいと思います。
なので、フトアゴヒゲトカゲに興味がない方には、無駄に長くてまったくつまらない話です🙇。
ぼあちゃんの状態に初めて違和感を覚えたのが去年の今朝。
これがこの日のまとめとして書いたこと。
今日は明らかにヘン。ケージのランプを点けてから3時間近く動かなかったのは、記録を残し始めた2020年5月14日以降では初めて。
ケージの中では、ずっと動かずボーっとしてて、元気がないなという感じだった。でも、必ずしも具合が悪いという感じでもなく、ずっと頭を挙げ、周りへの反応も悪くなかった。ただ、あまりにもゲーピングが多くて、これがちょっと気になった。多分、暑さを調節してただけだとは思う。呼吸器系疾患の可能性もなくはないけど、ゲーピング以外には特に症状(くしゃみ、鼻水、涎、、呼吸に関連するような音等々)のようなものはなかったし、口の中も特に異常は認められなかった。
ケージを出て来てからも、ケージの中にいた時と同じようにボーっとしてて、元気がないという感じだった。それに加えて、いかにもご機嫌が悪いっていう感じの三角目の時があったり、ennuiな感じの時があったり、「一点を見つめてボーっ」な時があったり。でもやっぱり、そのわりには結構キョロキョロしてて、周りへの反応は悪くなかった。
そして、この調子だと、午後ももっと早く"居間"のコルクを降りて、どこか暗めのところに隠れるかなと思ってたんだけど、放っておけばいつまでもこのままな感じだったのもビックリした。この時もわりとゲーピングしてたんだけど、お腹の下の温度が高かったから、これはむしろ正常だったかも。
それから、午後、"居間"のコルクに乗ってた時に、葉っぱとカリカリを、間をあけてあげてみたんだけど、どっちも即パク。ここのところ、ご飯の食べ方がゆっくり目になってきてるので、ちょっと心配してるんだけど、これを見る限り、食欲は大丈夫そうかな。
あと、左腕の色については、急に脱皮がハッキリしてきたので、一安心。
朝のケージの中で、あまりにも長い時間動かなかったという衝撃が大きくてw、儂、その後の見え方にもかなりバイアスがかかってそう。だから、少し落ち着いて様子を見ないといかん。
まず、朝、ケージのランプを点けてから3時間近く動かなかった。それまでも、なかなかケージから出て来ないことはあった。それでも、だいたい30分前後で寝床からは起き上がって動き始めたのに、この日は寝床からも動かなかった。
それから、ゲーピングが多かった。ゲーピングに関しては、この日以降も「なんでこんなにゲーピングしてるんだろ・・・」と思うことが度々あった。
そして、まとめには書いてないんだけど、夕方、"居間"でバスキングしてた時にお腹がめっちゃ温かくなってた。これもまた、この日以降にも時々気づいたこと。
ただ、決して元気がないとまでは言えず、食欲もあって周りへの反応も悪くなく、自分からベランダにも出て行った。
実はこの数日位前から、なにかおかしいなという感じがずっとあった。でも、季節の変わり目で、天気や気温がイマイチ安定していなかったので、そのせいもあるのかなと思っていた。
「なんか調子イマイチなのよね~」

だったのかな。。。
かなり長くなるけど、この1週間前からのまとめの部分を載せておく。
9月23日:まあまあな感じだったけど
今日は全体的にはまあまあな感じだったけど、廊下にも出なかったし、短いスパンのウロウロもあまりなかったから、昨日より運動量は落ちた。
それに、寝かすまでの様子がいつもと違った。特に、左腕だけ茶色のままだったのは、何でだったんだろう。これは、明日もう一度ちゃんと確認しないとダメだ。
それから、夏のような気温の中で7時間近くベランダにいて、そのうち6時間位はお日様に当たってた。まあ悪いことじゃなかったとは思うけど、かなり負荷もかかったんじゃないかな。ずっとこんな感じの天気ならまだしも、9月になってから、なかなか晴れなくて涼しかったり、晴れたと思ったらまた暑くなったり。人間だっておかしくなるんだから、この子達への影響は小さくないと思う。多分、季節の変わり目の仕様変更がうまくいかなくなる、なんてことがあるんじゃないかなあ。
あと、昨日、ママから聞いた感じでは、昨日のウロウロは💩したかったのかなと思ったんだけど、今日はそんな気配はほとんどなかった。
9月24日:まあまあフツー
今日もまあまあフツーな感じだったけど、昨日よりさらに運動量が減った。昨日はベランダを3m歩いたけど、今日はそれもなし。ちなみに、今日この子が目覚めてから寝るまでは約11時間だったんだけど、その内訳は以下の通り。見ての通りで、ほぼ動いてないw。でも、今日も4時間もお日様に当たれたのは良かったと思う。そして、ケージのスロープで膠着してた4時間も、ボーっとしてた時間も時々はあったけど、概ね周りの動きによく反応してた。特に、儂やママが近くを通ると、「ご飯?」になるのはいつもの通り。それから、昨日寝かす時にちょっと気になった左腕の色。今日確認したら、お日様に当たっている時はきれいな色になっててわからないんだけど、そうじゃない時は、やっぱり左腕だけ色が濃い。でも、触っても別に嫌がらないし、動きがおかしいとかいうこともなかった。もしかしたら脱皮なのかもしれないので、もう少し様子をい見てみようと思う。そして💩については、ソワソワから短い時間でスンナリ出たし、💩自体もこの子のいつもの感じだった。
9月25日:ハァ~
今日もそれほど変わらずだったかなと思うけど、少しダウン傾向。とりあえず、朝、廊下を1往復したけど、その後はずっとどこかでペッタンで、全体的には昨日よりもおとなしかった感じ。でも、今日の天気にピッタリな感じの1日だったなとも思った。「ハァ~」(本日2度目のため息w)。まあね、もう9月も下旬だから、気温が下がるのは仕方がない。でも、いきなり下がり過ぎ。それに、お日様位出てもいいんじゃない? 高気圧に覆われてて気圧も高い(2時10分現在、1016hPa)んだしさ。たまに青空も見えてたのに、お日様がいる所いる所に必ず厚い雲があって、お日様が顔を出すのを常に邪魔してたっていうのが、ホント、スゴイわ。それから左腕の色の事。やっぱり、右腕や脚とは違う感じで色が濃くなったり薄くなったりしてた。今のところ脱皮の可能性が一番高いと思うけど、もう少し様子を見ないとわからないな。
9月26日:動かなかった
今日は一昨日に負けず劣らず動かなかった。動いたのは、狩りの時とその前後だけ。あとは、ほぼ、"居間"のコルクかケージのスロープかケージで膠着。一昨日は動かなくてもお日様に当たれたから良かったけど、今日はそれもなし。それでも、あまりご機嫌が悪そうでもなかったから良かったけど。天気も悪かったし、なにより、昨日から急に気温が下がったから、そのせいもあるかなと思う。もう少しお日様が出てくれて、もう少し緩やかに気温が下がってくれればいいのになあ。
9月27日:ダウンしてるかな
今日は昨日より少しは歩いたように思うけど、まあ誤差範囲。むしろ、昨日よりもボーっとした感じの時が多かったかな。ここのところ、わずかずつだけど、ダウンしてるかなという印象。多分、天気や季節のせいだと思うけど、少し気をつけてみようと思う。それから、朝、わりと真剣に出せ出せになってたし、日数的にも💩かなと思ったんだけど、💩はなし。💩したかったけど出なかったのか、それとも💩とは関係なく出て行ったのか。でも、💩前のソワソワらしきものはまったくなかったから、もしも、陽射しを見て出て行ったとかなら、ちょっと見直しちゃうんだけどな~w。あと、左腕はやっぱり脱皮だと思う。でも、あの様子だと、ハッキリしてくるまで、もう少し時間がかかりそう(byママ)。
今日はこっちの都合で早く抱っこしちゃったから、ちょっとかわいそうだったかも。本人(本トカゲ)は、まだ「抱っこは~?」なご様子じゃなくて、いきなりの抱っこで、「え、ママ、何?」なご様子だったんだよねえ。仕方がなかったとは言え、あきらかに介入になっちゃったので、ちょっと反省。
9月28日:ちょっとアップも大して変わらず
今日は久々に廊下2往復したしリビングをウロウロしたし、いろいろな動きもわりと速かった。でも、これらはトイレハイの影響。それでも、運動にはなったから良し良し。全体的には、ちょっとアップも大して変わらず、と言ったところかな。ただ、朝ケージから出て来てブリッジステージから飛び降りた時と、昼過ぎにケージのスロープから飛び降りた時は、いったい何だったんだろう。単にトイレハイだったとも思えないんだよねえ。先にも書いたように、最初はコオロギの気配でも感じたのかなと思ったんだけど、もしかしたら、💩前のソワソワということもあるかなと思った。とは言え、朝は💩前だったけど、昼過ぎは💩の後。でも、今日は4日ぶりの💩のわりには、ちょっと少なかったな(3日間が空くとこういうことが時々ある)という感じ。だから💩が残ってて、まだちょっとお腹が気持ち悪くてソワソワしちゃったっていうこともあるかなと思ったわけ。もちろん、真偽のほどは不明だけど。で、その💩自体は、水分多目のベチャベチャ💩で、この子にとってはまあまあフツー。尿酸はちょっと硬めで量が多かったけど、これもまあまあフツー。ただ、白い小さな固まりが1つあって、最初尿酸かと思ったんだけど、水に沈まず。「うん?」と思ってルーペで見たら、どうも脂肪のような感じだったんだけど、正体不明なので、ちょっと気にはなった。
こうして、今になって見直してみれば、例えば、ゲーピングとかお腹の温度とか、あの子の死因になったであろう病変と関係があるのかもしれないと思われることがある。でも、それはあくまでも今だから言えること。
まあ、獣医の先生も「初めて見た」というようなことだったんだから、まさかこの時点でわかるわけがないよね。
ただ、どうしようもないことだとわかっていても、やっぱり悔いは残る。なんとかならなかったのかと、どうしても思う。
フトアゴの病気のことを書いたサイトを見ると、「少しでもおかしいと思ったらすぐに獣医さんに」とよく書いてある。
儂、この日この時、おかしいかなと思ったよ。でも、この状態で獣医さんに連れて行って、いったい何がわかると言うの?
「食欲はある?」→「あります。」
「💩は?」→「まあまあ普通です。」
「元気はあるよね?」→「あります。」
「うん、じゃあ少し様子をみましょう。」→「はい。」
といったところで終わってしまうだろう。
儂、決して獣医さんを責めてるわけでも非難してるわけでもない。それどころか、凄く感謝してる。
でも、ホント何度も書いてるけど、この子達の医療水準がもっともっともっともっと上がってほしいと、心底思う。
まあ、その前に「病気にかからないようにしろや!」って言われそうだけどねえ。
確かに野生の子達は病院なんか行けないけど、ちゃんと生き抜いてるわな。