梅雨があけた。
蝉の鳴き声が朝からせわしく鳴いています。
夜もなかなか眠れない日は読書です。
友人に勧められた桜木紫乃さんの、起終点駅
孤独な生活から生き延びる(再生)がテーマな
本で、ホテルローヤルもお勧めです。
二冊目は、寺院めぐりのからみで仏像や堂宇を観て
歩いていると、徐々にその中身が見たくなってくる
仏像ならどのように出来ているのか、一木造りなのか、
寄木づくりなのか、寺院の建物はどんな材で作られて
いるのかなど、興味は尽きない。
で法隆寺の専属大工 西岡棟梁やその内弟子、小川三夫
彼が作った斑工舎と全国から集まった弟子たちの生活など
を描いた、「木のいのち、木のこころ」
三冊目は
「荒仏師 運慶」です。
主に鎌倉時代に活躍した仏師運慶は、東大寺の仁王像の作者だと
ほとんどの方はご存知だが、その生涯、生き様は
ほとんど知られていない、そんな仏師をメインに書かれたこの
書は特異な書物かもしれないが寺院、仏像を造るかまえは
想像を絶する。
彼が作った多くの仏像の中でも六波羅蜜寺に安置されてる
空也上人の像は共感を強く覚えた、それは
四国遍路の途中でみた浄土寺での像であった。
この二冊は、最初の本とは全く異なるものですが
どちらも一読されるといいものです。
夏本番!! 汗いっぱいかこう!!