久しぶりに映画を観た。
黒川博行さんの原作「後妻業」を映画化したもので
後妻業の女と題して封切りされている。
以前読んだことのある本である。
後妻業公式HPより。
原作は非常にシリアルで社会性のある内容だったが
映画はコミック的なものにまとめられている。
しかし中身の人間の欲、金の坩堝と化したストーリーは
きっちり表現されていて、笑えるところもあるが
結構シビアな映画です。
監督と脚色をされた鶴橋康夫さんの力量も大したものです。
それと後妻業を演じる大竹しのぶさん、結婚相談所の所長を
演じる豊川悦司さんの役もぴったりで息のあったコンビである。
この映画のようなことが実際の社会でこれから
増えていくのかな~、ちょっと嫌な世界になるなぁ
まぁならないと思っておこう。