もう十年位、語り合える仲間もいないまま、
Pat Methenyというギタリストを聴き続けています。
どこか旅に出かける時などは必需品で、
何だか僕の中では「世界の車窓から」好きな部分と、
どこかリンクしていまして、「旅=列車(車窓)=Pat Metheny」
って図式が出来上がっている。
この人は、あまりにも変わらない部分と、
極端な実験的取り組みや、異種格闘技的な競演を繰り返し、
ただひたすらにギターを弾く事を楽しんでいる。
クラシック、ジャズ、ロック、、、何でも良いのです。きっと。
ギターが弾きたいのです。
長年、自身のグループと平行していろいろな事をやっています。
最近では、ポーランドの女性シンガーAnna Maria Jopekのアルバムが面白かった。
そういう意味で、この人のCDが「フュージョン」コーナーにあるのは
納得できますが、「フュージョン」っていうジャンルは(そもそもジャンルに
なっている事もおかしいのですが)、あまりパッとイメージできないんですな。
僕のイメージでは、フュージョンといったらT-スクエアぐらいのもので、
「一生あのコーナーに用はないぜ」位に思ってました。
電気楽器+ロックな奏法、それにジャズやクラシックや現代音楽なんかを
ごちゃまぜたクロスオーバーを通過して、よりソフィスティケイトされた
ポピュラーミュージック風な…。
そんな説明がされる事が多く、なんじゃいな??な事になります。
要は、ジャンルや楽器、奏法の垣根無く、融合された音楽なのかな。
僕は「なんでもあり」って事で納得する事にしています。
Patさんは、完全に職人さんで、
何時見てもボサボサの髪で横縞のシャツを着てギターを奏でている。
映像なんか見ても、何時の時代の物か判断するのにとても苦労します。
そんな彼が、何だかとんでもないギターを弾いている動画です。
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いつも素敵な歌を聴かせてくれる友人に贈った絵をひとつ
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