『グアンタナモ、僕達が見た真実』
キューバにあるアメリカ軍のグアンタナモ基地。
そこへ無実の罪で送られ、2年もの間拘束された
3人のパキスタン系イギリス人。
彼らが自由を手にするまでの地獄の体験を
マイケル・ウィンターボトムが映画化しました。
結局ね、知らない所でこういう事になってる訳ですよ。
この映画で描かれる事が100%真実だと思ってもいけないけども。
自分たちの「自由」の為に、他人の「自由」は平気で奪い、
「自分たちが絶対の正義である!」と思い込み、
9.11でのショックから暴走を始めてしまった大国と周辺同盟国の
絶望的な罪と悲劇がここにある。
「憎しみ」は「憎しみ」しか生まない。
じゃあ、どおすりゃ良いんだ?
やられても黙って見てるの?
そうだけど、やり返しても泥沼に嵌るだけだし。
国を挙げての復讐なんて許される時代じゃないでしょ。
とにかく、自分が絶対に「正しい」なんて事は思わない事だね。
正義の人殺しなんて有り得ないのですよ。
神様が許す人殺しなんて無いはずです。
今でも毎日、アフガニスタンやイラクでどれだけの人が死んでいるか。
ニュースでもあまりにさらっと流れていきます。
「65人が死亡…100人以上が負傷…」
「自爆テロにより…」
「学校前の車に仕掛けられた爆弾が…」
「人で賑わう市場の中心で…」