さすがにね、
日差し差し込む平日の昼間っから
ひとり「一休さん」など見てますとね
ちょっと(俺、これでいいのか・・・)とも思うわけです。
(一休のヤツって、何だか俗っぽくていかんな。)
なんて三十過ぎたオッサンが、ブツブツと口にしちゃいけないのです。
一休さんは、自由奔放で数々の奇行を行い、
師の死後には自殺未遂、
戒律で禁じられているはずの飲酒·肉食・女犯を繰り返し、
お正月には杖にドクロを乗せて
「ご用心、ご用心」と叫びながら町を歩き回り、
最期の言葉は「死にとうない」
戒律に囚われない人間臭さで民衆からも慕われたお方。
風刺の天才であります。
勿論、アニメでは華やかでユニークでとんち好きの
少年期しか描かれない一休さん。
この後、苦しい修行と人生が待っているのね。。
そんな一休さんの生き方に、
薄っぺらい思いを巡らせてみた
月曜日の午後一時。
持戒は驢となり 破戒は人となる