告白(映画ね)

2011-01-23 | 映画のこと



リアリティなど皆無な胸糞悪い映画。
そんな批評は物ともしないパワーがありました。

いつもパキパキの色使いで売ってきた監督の
極端に色を抑えた映像が美しく、
意図されたザ・演技な松たか子も素晴らしい。

これを観た子供たちが、受け入れるとは思えませんが、
作り手もそんな事ははじめから期待していないでしょう。
最初からR15で公開してるんだし。
これは大人の観る映画で、真面目な映画ではない。

過剰な利己主義と自己愛。「少年」を武器にした13歳に、
大人が挑む強烈なな復讐劇でありました。

ナチュラルなふわふわ邦画にいい加減うんざりしてきてたので、
とても刺激的な時間でした。








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