やっとこさの『ランボー 最後の戦場』
この映画を「観る」に至ってる人間が、
批判する事は少ないでしょう。そういう出来です。
「スタローン映画」という時点で、完全に観る人間は決まっている。
オシャレなOLさんは絶対に観ないでしょ。
僕は感謝している。
スタローン時代に青春を過ごせた事を。
彼は「観るに決まってる人間」を決して裏切らなかった。
ラズベリー賞最多受賞になろうがなんだろうが。
『刑事ジョー ママにお手上げ』の事は黙ってろ。
あれはシュワちゃんのプレッシャーがいけなかったんだ。
信念の男を追いかけてきた僕は、
年老いたジョン・ランボーの異常な暴力をも享受する。
90分という潔すぎる上映時間には驚かされた。
中盤かな?と思った途端、銃声と白煙と血飛沫の嵐で終わった。
『ランボー1(First Blood)』を愛する人なら、
トリハダ物の演出も随所に。
とにかく、紙一重の映像体験。
覚悟は必要です。
暴力はよくない。
知ってるよ。
僕らはさんざん色んな映画を観て、ちゃんと色んな事を判断出来る様になりました。
だけどさ、これは別枠なんだよね。
僕は、「ロッキーザファイナル」の有り得ないストーリーに目をつぶって号泣したよ。
60過ぎのボクサーが20代のチャンピオンに張り合える訳が無いのは、輪島功一さんがよく知ってるよ。
だけどさ、ロッキーならありえるんだよ!(オレらの中では)
ランボーも同じなんだよね。
トラボルタとかジョニーデップとかがアイドルから個性派俳優に生まれ変わった中、スタローンはそのまんまだったんだよね。
だけど、それでいいよね。
ランボーもロッキーも、オレはスタローンしか有り得ないな。
この時代に生きた事に、本当に感謝だね!!
こんど、スタローン映画祭をやりたいね。
細かい事はどうでもいいのよね。全て。
やりたい事が恥ずかしい位はっきりしていて、
真っ直ぐ過ぎてさ。
最近はこういうスターいないね。。
スタローン映画祭、筋肉痛になりそうね。