汗パー

2007-07-09 | Weblog
Tシャツのデザインをさせて頂いているtfarmさんの
デザイナーさん達が集まるパーティーに呼ばれてきました。

友人と、「これはきっとオシャレな汗パーだぞ」と
覚悟を決めて会場の知り合い事務所に向かいます。
<汗パー>とは、あまりにお洒落で、妙なテンションで、逆にお寒くて
こっちが恥ずかしくて汗が吹き出てくるパーティーの略称です。

住宅地を歩き、突如表れた真っ白シンプルな素敵な建物。
「ムム、これはまさしく汗パーの気配」
前を素通りし、近くの公園のベンチで一息入れます。
タバコを一本吸って、気持ちを整え、いざ!

入口で荷物を預かってくれるスタッフのお姉さんに、
さっそくペコペコ恐縮の汗ひと拭き。

中に入りますと、そこはもう、僕など全くもって場違いなお洒落空間。
「これはまずい…思った以上だ」
知り合いは一人もいませんので、暫く建物内をウロウロ観察。
どこに目をやっても、「おしゃれ」の一言しか出てこない。





が、
だんだんと人が集まり、社長にもすっかり気を使って頂き、
なんとか場の雰囲気にも慣れ、様々なジャンルの人達と
楽しいお話が出来ました。
ノー汗で☆

集まった人やスタッフさん達が、皆気さくな良い人ばかりで、
僕の経験してきた「汗パー」とは全く違うものでした。
あぁ、良かったよ。。。


本物の「汗パー」はさ、本当にキツイのです。。
何故か僕は、この手のものに連れ出される事が多い時期がありまして、
ビッグ・トラウマを抱えているのです。
お洒落過ぎてお寒くて、人間も「お洒落ありきの薄っぺらさん」で
とにかく何も得るものはない。

そんな僕が、あんなお洒落な空間で嫌な気持ちにならず、
楽しくお酒をたっぷり飲んだのだから、社長は大したものだ。
皆を楽しませようと、前日に汗だくで準備をした社長&スタッフ。
当日も、普段はグラフィック・デザイナーの皆さんが、
一生懸命にお酒や食べ物を運び、灰皿を片付けている。
本当に頭が下がります。

「あれは、彼らの愛の汗パーなのだ。」

そんな事を思いながら、深夜の青梅街道を千鳥足。
タクシー来ねぇ。。。





ベスト

2007-07-07 | 音楽のこと
CDラックを整理しようと決心し、出したり入れたり10分位。

いつのまにか、
『うちにあるCDのジャケットで、どれが一番素敵か』
というイベントに移行し、夢中で散らかす。

で、昨日夜中に飽きるまでCDジャケットを見続けた結果、
決定した第一位は、
Deaf Center の [Pale Ravine]というCD。



何が写っているのか、いまいちはっきりしませんが、
霧のかかる山を布が覆っているような幻想的な写真です。
音の方も、ジャケットに偽り無しの素敵さ。
狭い僕の部屋も、全くの別世界にしてくれます。
試聴できるとこ


そして第二位は、
最近購入した、Murcof の [Remembranza]



この人のCD大好きでして、これのひとつ前のアルバムも
絵を描く時にどれだけ役立ってくれてることか。
品の良い電子音と、チェロやピアノ等のアナログ楽器。
「こういうの探してたんだよぉ!」と、
音響系髭面メキシカンの生み出す音楽に一人大絶賛。
で、この新作のジャケット、何なんだろう。。。
体育館の写った紙を折って写真に写したのかな?
サイト


次は、「最もダサいジャケットはどれか!」
というイベントが開催される予定。

そして結局、CDは全く整理されない。


眠るCD

2007-07-05 | 音楽のこと
同じものが2枚あったり、
絶対に聴くはずの無いジャンルのものが見つかったり、
ケニー・Gやマイケル・ボルトンが出てきたり、
モーターヘッドの隣に研ナオコが並んでたり、

うちの楽しいCDラック。

先日は、何年か前に買った覚えはあるんだけど、
全く聴いた覚えのない、Sam PrekopさんのCDを発見。
最近、どこかで曲を聴いて「おっ」と思ったばかり。
そのCDが、購入せずに手に入るという奇跡が起こったのです。

で、
このCDラックで何年か寝かされ、すっかり熟成した
THE SEA AND CAKEというバンドのPrekopさんのソロアルバム。



素晴らしいのです。
心地良い。底なしに心地良い。


なぜ、聴かなかったのだ。。。
一緒にとんでもない大傑作CDでも買ってしまったのか。。。
その時期はハードなロックな気分だったのか。。。

SEA AND CAKEの「OUI」と「One Bedroom」というアルバムがとても好きで、
よく聴いているにもかかわらず、何故忘れるのか。。。




あぁ、もっと早く出会っていれば、
晴れた心地の良い日曜日、ロハスなラヂオを聴いた後
掃除でもしつつ素敵な午後を送れたのに。。
梅雨に入っちゃったじゃないか。。

「ロハス」って本気で口にしてる人、
身近に居るものですか?



Jump!

2007-07-02 | Weblog


一年の中で最もいらない月、6月も終わりました。
で、二番目にいらない月、7月がやってきました。

辛抱。ただただ辛抱の季節です。

暑さは何よりも苦手だ。
頭がトロトロになり、口はだらしなく開き気味。

さぁ、みんなで冷房切ってエコ・アクション☆
クソ喰らえ!!

バイト中、蒸し暑さでヘトヘトだというのに、
何故か平らな道を通らず、意味無く草を飛び越えようとジャンプ!
ところが草に隠れてコンクリ花壇があり、すねを強打し、
ジャンプの勢いのまま道路に転がり出たところを、
ライバル会社のクロネコカーに踏まれそうになるという
漫画のような悲劇。
「何事ですか!」と車から飛び出るクロネコさわやかお兄さん。
轢かれそうになった事よりも、すねの痛さに悶絶の僕。

力こぶの様に腫上がった僕の脛(←漢字だとこれ)
歩くのもズキズキなのに、また午後は配達に出るのさ。。。
あははは。。。
もう辞めよう。。。

これが6月最後の土曜日の僕。

何故、あの時わざわざジャンプをしたのか。

「太陽が眩しかったからさ」

そう答えればカッコ良いかも。


ロハス!