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『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

2月5日 最初に「羊座り」

2020-02-06 14:32:04 | 気付き
今年になってからの進展は、昨年までのものに比べると、本当に大きな変化をもたらしてくれていて、改めて、通常のメソードを妄信してはだめだな、と感慨深くなっているところです。

・・・本当に、随分と遠いところに来てしまったな、という感じで。

とはいえ、お正月の夢のお告げ「右からでしょ」による螺旋座り、螺旋立ち、そして11日の「埋める」があまりにも凄すぎて、その後は何も進展のないままの日々。

そもそも心がすっかりピピに奪われたままの猫三昧の日々・・

これはまあ、仕方ない。欲張っちゃあいけない、と思ってはいたのですが・・・

ピピはとても遊ぶのが好きで、おまけにまだ生後11か月の子猫。

元気いっぱいなので、こちらも相当疲れます。

体力というよりも、あまりに可愛いので、全てを見逃さないように、と集中して見てしまうので、目と神経が。

もちろん、それ以上に癒されて、心身共にユルっとはするのですが。

今回、5日の気付きはピピのお陰かもしれません。

「ピピに学ぶフルート」

「埋める」にしても、あのピピの口元がヒントになっているようなところもある。

猫じゃらしや紐のついたネズミのオモチャがお気に入りなのですが、ピピがこちらに向かってくる前の事前の動作がヒントに。

猫が何かやる前のスタンバイの体勢。

つまりは順番の問題だったのですが、まだまだ「普通」に「ラクに」立つところから笛を吹こうとしていた・・

そうではなくて、まずは、その「普通」の寛いだ状態から「スタンバイ」にする。

それは目下私にとっては「羊座り」であり、その結果としての胸鎖関節の接近であり、背中のテンションでもある。

しかる後に、螺旋立ち。

これで、全くの別人に。

素人なだけに鋭い指摘を時折繰り出す夫。

よく言われていたのは

「最近は随分マシになったけど、最初の一音がさぐる感じがあるよね。そこをもっとなんとか・・」


これは、二宮先生がよく仰っている「ロケットスタート」にも通ずる。

何時も心掛けてはいるけれど、やはり納得がいったことはない。

こころがければ、多少はマシになるといった程度。

でも、その理由が、今回よくわかった。

「普通」に「ラク」な、つまり寛ぐのに適した身体から始めようとしていたからだったのね。

なんだか、まだまだおっとりしすぎていた、ということである。

獲物を取る前にはそれなりの事前の体勢が不可欠。

耳の向きまで変わって、全身にみなぎるテンション。

弓を射る前にはそれなりの作法が。

フルートを吹く前にも、それなりの作法を・・

ということで。

これによって、益々、「吹く」という自身で息を出す実感は減り、本当に妙な感覚。

シャンプーやリンス、食器洗いの洗剤は、ボトルデザインが煩いので、陶器の白いディスペンサーに移し替えて使っているのですが・・

この時の角度、高さ等で、中身が出る加減が変わるけれど、そんな感じで息が出る。

何故か?は全くわかりませんが・・
まあ、やってみればわかると思う。

「羊座り」「螺旋立」「埋める」

この3つが現在の奏法。


2月1日 ピピ

2020-02-06 13:57:10 | ピピ
9日から来る予定だったピピ。

それが、息子の仕事の都合もあり、急遽1日にやってきました。

なんと2週間もの滞在。

最初は息子の部屋だけだったのですが、徐々にテリトリーを広げ、ついにはリビングの楽譜を入れてある書棚の上に。

ピアノ椅子、ピアノ、と一気に駆け上って法螺貝の横で得意顔。

「てっぺんとったにゃ~」

とでも言いたげに人のことを見下ろす。

夜は息子の部屋で眠ることにしたのですが、朝起こしにくるので、おかげで普段は9時まで寝ている私も早起きになり、規則正しい暮らしに。

一緒にオモチャで遊ぶほかにも、「追いかけっこ」が最近はお気に入りで、ドドドドッと2階の息子の部屋から階段を駆け下り廊下、リビングを走り回る、というのをやっていて、おかげで、こちらの運動不足も解消・・

猫の居る暮らしを満喫中です。

でも、今も、パソコンのキーボードの上にふさふさ尻尾をパタパタさせ、さらにはキーボードの上を歩き変なキーを押したりして邪魔しにくる。

確定申告書類作成をしていたら下を向いた私のオデコに自分の頭をくっつけて、クイクイっと二度頭突き。

偶然?

と思ったら、作成中に、これを4回も繰り返した。

呼んでも来ないくせに、自分から関心が逸れるのは嫌みたいで、本当に勝手な奴です。

ソマリは、猫の中では、抱っこされるのを嫌がる種類らしいのですが、その割には随分と抱っこさせてくれるようにもなりました。

でも、一緒に遊ぶのは大好きで、家事やデスクワークをしていると、すぐに「遊ぼうよ!」と邪魔しにやってくる。

・・・ダメンズに翻弄されるダメな女になってしまった心地もする・・・

フルート練習の時は、息子の部屋に閉じ込めてしまうけれど・・

そんな時はそれなりに、ベッドの下でウトウトしている様子。


息子は1日、土曜日は泊まり一緒に過ごしましたが、2日の夜には帰宅。

「じゃあ、よろしく」

と言っていたのに、もう寂しくなったらしく2日後の4日夜に会社からそのままやってきて泊まってピピと過ごし、こちらから翌朝出勤。

ピピは、というと最初の日こそ、音がするたびに部屋のドアの前で座って、忠犬ハチ公の様、と感動したものの、その後は、全く変わりなく上機嫌の様子。

息子が来た日も、「全く普段通りだった・・」と息子はやや残念そうな顔。

夫は、「今度は私が、ここで眠ります!」

とピピと一緒の部屋で眠りたい、と宣言。

まあ、一日くらいなら譲ってあげても良いけどね。

写真は相変わらずで、上手くとれず・・

本物はもっと可愛いです。