『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

・・ようやく・・と思ったのに・・

2020-03-13 01:26:13 | 日常
本当は本日12日から音楽教室でのレッスンが再開する予定でした。

やっと生徒さん達にお会いできる、とワクワクしながら、久しぶりに「何着ようかな?」とクローゼットを開けて眺めていたところに電話。

なんと、またしても、レッスンを休講にすることになったとの連絡。

ようやく・・と思っていただけに、余計にがっくりきてしまいました。

とはいえ、急なことなので、最初の生徒さんへの連絡がまだつかない、とSOS。

それならば、とせっかく支度もしていたことでもあるし、私も会場に向かうことにしました。規則でレッスンは出来ないにしても、顔を見てお話出来ればよいなと思って。

お店のスタッフは電話連絡に追われてそれはもう、てんやわんやの状態で。

夫々のお店のスタッフの皆様に本当に支えて助けられているのだなあ、と改めて感謝です。

顔を見て、お話も出来て良かった。

ず~~~~っと夫としか話していなかったし・・

幸いにも生徒さんのお母様と電話も繋がり、少しお話をすることもできました。

生徒さん達はみな明るく

「フルート吹いてますよ!」

と仰ってくださるのが嬉しい。
こんな時だからこそ、フルート・音楽に支えてもらえているのを私も実感しているから。

思えば、人間の歴史はいつだって不確実で理不尽で危険がいっぱいだ。
だからこそ、宗教、哲学、そして芸術が生まれたのではないか。

他の楽器店からも緊急連絡ということで、同様の電話、メールが相次ぎ、連絡に追われた一日となりました。

でも、久しぶりにお洒落して街中に出かけたので、良い気分転換になりました。

インナーは全身白。麻のシャツにコットンパンツとニット。
アウターは紺のスプリングコートにシルクのアズレージョ柄のストール。

スウェードのペタンコブーツ。

山葡萄の籠には、エルメスオレンジの『ツタンカーメン』柄のプチカレを結んで。
大好きな山犬・アヌビス神が表にくるように。

アクセサリーは、ちょっと豪華にプラチナやホワイトゴールドベースのダイヤで揃えて。


ずっと家の中でくすぶっていたので、その分気合も入る。

とはいっても、花粉症とコロナ対策ということで、マスクとサングラスは欠かせない。

久々のデパートでしたが、地下の食品売り場はいつもと変わらぬ賑わい。
今後の引き籠もり用にと、美味しそうなお菓子やチーズなどを調達。

一人一枚限り、という洗って複数回使用できるという保湿マスクも、東急ハンズの花粉症コーナーでゲットできました。500円くらいだったかな?

無印良品のお店でも、お菓子、そろそろなくなってきたのでスィートアーモンドオイル、そしてお風呂掃除用のブラシなどを新調。

このブラシを取り付けるための木製のスティックも買ったのですが、これが、もう杖そのもの。
すべりもよく、お勧めです。1500円くらいだったか?

そうだ。運動不足解消のためにも、杖や抜刀の一人稽古もしようかな・・
ここ数年は、レッスン、練習、本番と忙しくて、すっかりしまい込まれたままだったけれど・・

でも、ファッションフロアーはお客も少なく閑散とした印象。
第一、この私からして普段なら心躍るはずの春の洋服やアクセサリーを見ても全く食指が動かない。

・・だって着ていく機会がないじゃない・・!?

なんやかんやで大荷物になったのですが、甲野先生の姿を思い出して真似してみた。

杖・・じゃなかった、デッキブラシの木製スティックに他の荷物をまとめて入れた袋を通して肩に担いでみました。

中々良い。

帰宅してからすぐに、このスティックで杖の下段抜きをしてみました。

フルートで気付いた「象さん」の手の内、そして、ヴァイオリンの弓を持つ時に有効な肘の取り扱い、さらには胸鎖関節を狭め、羊座りの背中、でやってみたところ、びっくりするくらいの速さで方向転換できて、びっくり。

・・そして嬉しい・・

特に、この「象さん」を使うかそうでないかで、大違いである。

よし、明日は抜刀だ!