『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

高知5日め 11月15日(火)

2022-11-18 20:41:13 | 旅行
到着した時よりは随分と涼しくなりましたが、爽やかな良いお天気に恵まれました。

朝からレンタカーでドライブに。
夫の実家、夫の母方の実家があった高岡へ。

夫の実家は臨家の方が購入してくださり、今もそのまま使っているらしい。
ピアノ、応接セットなど、みな使ってもらえているのが有難いです。

家の前の道を通り過ぎただけですが、息子が小さい頃は、このあたりをよく散歩していたので、懐かしかったです。

その後は、元々この辺一帯の庄屋だったという夫のお母さんの実家へ。

代替わりして、広い平屋の屋敷も売られて取り壊されて、会社みたいな近代的な建物に変わっていました。

家の前に広がっていた田圃も盛り土されて跡形もない。

さらに、足をのばして、夫が子供の頃駆けずり回っていたという山に案内してもらったのですが、周囲の木は根こそぎ掘り起こされ、ここも開発の真っ最中。

家のことは知らされていたので、ああ、そうか・・という感じでしたが、この山のことは知らなかったので、夫はとても寂しそうでした。


こんな田舎でも開発は日々進んでいるのだなあ、と驚きました。

その後、息子ともよく行った橋のたもとでビーチコーミングを久々に。


でも、貝殻が激減していました。
昔はザクザクと色んな珍しい貝殻が落ちていたのですが・・

お昼は宇佐にある小さなイワシの店(宇佐もんや)に。
網ではなく、一本釣りで獲ったイワシを調理して食べさせてくれる海辺の食堂。

以前も来ていて、かなり楽しみにしていたのに、なんと昨年からパタッとイワシが獲れなくなってしまい、今はタイの漬け丼メインになってしまったそう。

でもこれが、確かたったの700円だったと思いますが、とても美味しかったです。






貝殻にしても、イワシにしても、やはり気候変動の影響など受けているのでしょう。

都会で暮らしている時よりも、より身近に、この問題を感じることが出来ました。

お店のおかみさんが、

「干し柿とか作るか?」

と声をかけてきました。

「作ったことないです。」

「今年は天気が良くて沢山とれたから、良かったらもっていきな。
皮を向いて、軸のところはちゃんと紐がかけられるように切ってあるから、そこに紐をかけて、熱湯を沸かしておいて、そこにサっとくぐらせる。
そのあとは日当たりのええところに吊るしておくんや」

という内容を土佐弁で。

作り方まで教えていただいたら、これはもう作らない訳にはいかない。

「作ります!」

有難くいただきました。(日曜日にやる予定。)

その後は内海に面して鳥居が建っている鳴無(おとなし)神社に。
とても美しい、しんとした空気が有難い場所です。












ドライブ途中の横波県立自然公園・帷子崎の景色と途中で出会ったクロネコ。
シャーではなく欠伸です。





夜はイタリアン。(トラットリア・リーベロ)

気取らないトラットリアでしたが、どれも本格的で濃厚。
シニアにはちょっとヘビーだったかな?と最初思いましたが、どれも見かけよりもすっきりとした良いバランスで、とても美味しかったです。

クエのカルパッチョ、トリュフぶっかけのカルボナーラ、イベリコ豚のバルサミコソース、津野山牛頬肉の煮込みなど。








翌日の午後に無事帰宅。

ピピに忘れられていて「シャー」と言われたらどうしよう?と案じていましたが、ちゃんと玄関先までお出迎えしてくれました。

体重計には、怖くてまだ乗れずにいますが、リラックスして遊んで食べて寝ていたせいか体調はとても良い。

・・・もしかしたら、これくらいの方が私の適正体重ではないかしら・・




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