『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

アンティークレース

2025-02-23 14:48:50 | アンティーク
「いい?ものを大切にするっていうことは、使ってあげることなの!」

とお気に入りのTV番組「うち断捨離しました」の冒頭でやましたひでこさんが言っている。

それを聞くたびに、「そうだよね」と深く納得はするものの、その後の行動がそれほど変わる訳ではありませんでした。

でも、マルタのゴゾ島で、手仕事のゴゾレースを入手してから、押し入れにしまいっぱなしにしていたフランス製の大きなアンティークレースのことが気になるようになっていました。

約10年前、デパートのアンティークの催事のディスプレイに使われていたもので、最終日だったこともあり、破格値がついていて、驚いて思わず手にとってしまったもの。
ついでに更に、大切にしてくださりそうなので、その三分の一の価格で良い、とまで言われ即決したものでした。

リビングとキッチンの仕切りに下げて使っていたものの、やはりキッチンからの空気にいよる汚れ方が激しく、3回程、洗ったものの、これ以上は気の毒な気がしてずっとしまいっぱなしになって早3,4年か?

でも、押し入れで見かけるたびに、申し訳ない気持ちになっていたのは確かで・・

なんとか活用できないものか、と今回思いつきました。

実家の頃からあった、なめらかな竹竿。

半分に折ってこれにかけて、カーテンレールの上部においただけ。

測ったように、竹竿の寸法もぴったりで、これならレースを痛めることなく楽しめます。

唯一、危険なのはピピ。
もう作業しているそばから「何にゃ?なんにゃ?」と目を輝かし手を伸ばしてくる。
それをひとまず、チュールで落ち着かせてから、部屋の外に出して作業。
猫の爪でやったら、あっという間にだめになってしまいます。

来客時や、フルートの練習時にだけとはなりますが、取り外しも簡単なので大丈夫。

普段から、という訳にはいきませんが、とても素敵な窓辺になりました。

これでお店の人の「大切にしてくれそうなので」という期待に沿うことも出来ました。











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