能楽師 加藤眞悟氏が主宰する明之會にうかがいました。
毎年5月5日に開催されているようで、昨年の演目は『芭蕉』。
そして今年は『定家』。
「昨年とはまた違う女性像ですので、楽しみにしていてください」と仰っていた
言葉の意味が本当に良く分かった、素晴らしい御舞台でした。
ロビーには夏の季語でもある定家蔓が飾られていました。
可憐な花なのですが、その蔦は強靭そうで、香りはジャスミンの様に甘く、そして毒を持つ植物なのだそう。
・・・定家の妄念にぴったりすぎる・・
『定家』の舞台装置は簡素で、式子内親王のお墓とそれに絡みつく定家蔓のみ。
2時間かかる大作で、これはもうオペラ並み。
オペラは色々と判りやすい変化もあり、舞台装置も転換するけれど、この御墓だけで2時間・・
どうなるだろうか?また寝てしまうのではないか?と自分の不調法さを案じていたのですが、今回は2回目のお能ということもあったせいか、殆ど眠ることもなく、堪能しました。
仕舞も、狂言も素晴らしかった。
狂言では野村萬斎氏とそのご子息、裕基の親子共演も楽しめた。
裕基市は、父である萬斎氏よりも、むしろ祖父にあたる野村万作氏に声が似ているな、と思いました。
今回も早めについたので、またイタリアンでアイス!と思いながら歩いていたら、能管奏者のKさんと遭遇。お誘いしてご一緒しました。
Kさんも、爽やかなクリーム色の単衣。
着物を涼しく着るためのお互いの工夫など情報交換などしました。
会場では甲野先生の奥様に一年ぶりにお会いし、色々と先生のご家庭での様子などうかがう。
最後に3人で記念撮影をしたのですが、御二人とも写真アップはNGなので残念ながら・・
来年の演目は「卒塔婆小町」だそうで、今から楽しみです。
毎年5月5日に開催されているようで、昨年の演目は『芭蕉』。
そして今年は『定家』。
「昨年とはまた違う女性像ですので、楽しみにしていてください」と仰っていた
言葉の意味が本当に良く分かった、素晴らしい御舞台でした。
ロビーには夏の季語でもある定家蔓が飾られていました。
可憐な花なのですが、その蔦は強靭そうで、香りはジャスミンの様に甘く、そして毒を持つ植物なのだそう。
・・・定家の妄念にぴったりすぎる・・
『定家』の舞台装置は簡素で、式子内親王のお墓とそれに絡みつく定家蔓のみ。
2時間かかる大作で、これはもうオペラ並み。
オペラは色々と判りやすい変化もあり、舞台装置も転換するけれど、この御墓だけで2時間・・
どうなるだろうか?また寝てしまうのではないか?と自分の不調法さを案じていたのですが、今回は2回目のお能ということもあったせいか、殆ど眠ることもなく、堪能しました。
仕舞も、狂言も素晴らしかった。
狂言では野村萬斎氏とそのご子息、裕基の親子共演も楽しめた。
裕基市は、父である萬斎氏よりも、むしろ祖父にあたる野村万作氏に声が似ているな、と思いました。
今回も早めについたので、またイタリアンでアイス!と思いながら歩いていたら、能管奏者のKさんと遭遇。お誘いしてご一緒しました。
Kさんも、爽やかなクリーム色の単衣。
着物を涼しく着るためのお互いの工夫など情報交換などしました。
会場では甲野先生の奥様に一年ぶりにお会いし、色々と先生のご家庭での様子などうかがう。
最後に3人で記念撮影をしたのですが、御二人とも写真アップはNGなので残念ながら・・
来年の演目は「卒塔婆小町」だそうで、今から楽しみです。