予断は許されないとはいえ、ようやく6月からはレッスンが再開される兆しとなりました。
再開となればなったで、一番大事なのは以下のこと。
楽器店に向けてのメールです。
また下記のベルリン医科大学の資料はどうぞご参考までに。
ドイツ語ですが、翻訳サイトでチャチャっとすれば、おおよそ内容の検討はつきます。
関連する部分だけで、拙いですが、訳したものが以下。
・・・・・・・・・・・・・・・
オーケストラのレイアウトと楽器での推奨事項:
•弦楽器の椅子間隔1.5 m。
•管楽器の距離2 m、使い捨て、または洗浄可能なワイプで水分の除去と器具のクリーニングを行うこと。(?プレキシガラス保護を追加した真鍮製器具。?)
•打楽器の椅子の間隔1.5 m。楽器やアクセサリーを共有しないでください。
•ハープと鍵盤楽器の椅子間隔1.5 m。
•オーケストラのミュージシャンから指揮者までの距離は、リハーサルでは2 m以上、コンサートでは1.5 m以上です。
フルート:フルートでは、私たちが呼吸する空気の大部分は下向きに、つまり吹く流れの主方向に流れます(以下を参照)。 私たちが呼吸する空気のほんの一部が開いたフラップから出てきます。 すべての楽器の素材(金、銀など)で結露が発生します。これは、外気温に応じてフルートの端で滴り、演奏後に楽器全体から拭き取られます。 したがって、エアロゾルが形成された空気の流れは、主に前面に発生し、おそらくプレーヤーの右側にも発生します。 プレー中の空気量と空気圧は、平均して通常の発話中の空気量に対応しますが、いくつかの例外では、空気量と空気圧が高くなります。
・・・・・・・・・・・・・・・・
メールありがとうございます。
6月からは再開できそうですね。
今後は感染予防に注意したレッスン展開が課題ですが、考え方としては
「自分は感染していない」ではなく、「無症状ではあるが感染している」と思って行動することが大事だと思っています。
再開したために、新たな感染源になってしまった、という最悪の事態を回避するのが一番の課題です。
以下、ベルリン医科大学の資料を入手しました。
既にご存じかもしれませんが・・
「COVID-19パンデミック時におけるオーケストラの演奏活動についての声明」
注意事項や演奏時の息の広がり方など、実験に基づいたデータから演奏者同士の距離が導き出されています。
関係する部分だけを拙い翻訳ですがでお送りします。(ワード添付)
https://epidemiologie.charite.de/fileadmin/user_upload/microsites/m_cc01/epidemiologie/downloads/Stellungnahme_Spielbetrieb_Orchester.pdf
ドイツ人のオーケストラ活動再開への執念ともいえる情熱が感じさせられますが・・果たしてこんなに間隔をあけてアンサンブルが可能なのか?舞台に乗り切れないし・・と前途多難ですね。
要点は・・
管楽器は2メートルの間隔が必要。
フルートにおいては、前方と右側にエアゾール発生が多く、それは通常の会話と同じだが、場合によっては(おそらく高音やフォルテ)より広がる、ということです。
前方に関しては、サランラップを髪に止めて顔前面に垂らして吹いてみましたが、特に息苦しくもなく1時間演奏でき、響きの変化も少なく、大丈夫でした。
右側に関しては、フルートの穴の出口をマスキングテープで止めても音を出すことは可能ですが、最低音は出なくなりますし、詰まった音になるので、これは却下。
先程ネットでフェイスガード付きの帽子を購入したので、もし具合がよければ、これでレッスンしようかと考えています。
さらには音の出口が生徒さん側に向かない位置に立つようにします。
生徒さんは、通常通りでも、講師側がこうした配慮をするだけで、お互いの感染リスクは減ると考えています。
再開にあたり会場側にご協力いただきたいのは、なるべく広いお部屋でレッスンさせていただきたいということです。
従来のフルートレッスン室では、2メートル確保は困難です。
やむを得ない場合は仕方ありませんが、可能であれば、ご配慮どうぞよろしくお願いいたします。
また演奏時に出てしまう結露に関しては、フルートは金管楽器程ではないのですが、床に滴り落ちてしまうこともあるので、レッスン後に床をアルコールで拭く、もしくは、あらかじめ床に新聞紙などを敷いておいて、それをビニール袋に入れて廃棄、というようなやり方で対応できるかと思います。
これらに関しても、会場での用意をお願いすることは可能でしょうか?
(アルコール消毒ウエットティッシュ、新聞紙、ビニール袋等)
会場スタッフへの感染リスクを減らすためにも、床拭き、新聞紙の廃棄などはレッスン後に当事者である私が行います。
色々とご負担が増えることとなり申し訳ありませんが、どうぞご検討ください。
どうぞよろしくお願いいたします。 白川真理
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フェイスカバー付きの帽子は先程届き、早速試してみました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B087BV3DW8/ref=pe_2107282_266464282_TE_dp_1
身体に悪そうな化学薬品?の匂いがきつかったので、アルコールで拭いて、外に干してから使用。
紐で結ぶタイプなので、調整可能で、他の帽子にも付けられる。
・・でも、耳まで覆うことになるので、音量がとてつもなく増大。
あまり耳のためにはよくないです。
サランラップをピン留めの方が良いかも・・
とはいえ、吹き過ぎにならなくなるので、稽古のためには、このフェイスガード案外良いかも。
値段も安く、素材もそれなりにチープではありますが、中々役に立ちそうです。
再開となればなったで、一番大事なのは以下のこと。
楽器店に向けてのメールです。
また下記のベルリン医科大学の資料はどうぞご参考までに。
ドイツ語ですが、翻訳サイトでチャチャっとすれば、おおよそ内容の検討はつきます。
関連する部分だけで、拙いですが、訳したものが以下。
・・・・・・・・・・・・・・・
オーケストラのレイアウトと楽器での推奨事項:
•弦楽器の椅子間隔1.5 m。
•管楽器の距離2 m、使い捨て、または洗浄可能なワイプで水分の除去と器具のクリーニングを行うこと。(?プレキシガラス保護を追加した真鍮製器具。?)
•打楽器の椅子の間隔1.5 m。楽器やアクセサリーを共有しないでください。
•ハープと鍵盤楽器の椅子間隔1.5 m。
•オーケストラのミュージシャンから指揮者までの距離は、リハーサルでは2 m以上、コンサートでは1.5 m以上です。
フルート:フルートでは、私たちが呼吸する空気の大部分は下向きに、つまり吹く流れの主方向に流れます(以下を参照)。 私たちが呼吸する空気のほんの一部が開いたフラップから出てきます。 すべての楽器の素材(金、銀など)で結露が発生します。これは、外気温に応じてフルートの端で滴り、演奏後に楽器全体から拭き取られます。 したがって、エアロゾルが形成された空気の流れは、主に前面に発生し、おそらくプレーヤーの右側にも発生します。 プレー中の空気量と空気圧は、平均して通常の発話中の空気量に対応しますが、いくつかの例外では、空気量と空気圧が高くなります。
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メールありがとうございます。
6月からは再開できそうですね。
今後は感染予防に注意したレッスン展開が課題ですが、考え方としては
「自分は感染していない」ではなく、「無症状ではあるが感染している」と思って行動することが大事だと思っています。
再開したために、新たな感染源になってしまった、という最悪の事態を回避するのが一番の課題です。
以下、ベルリン医科大学の資料を入手しました。
既にご存じかもしれませんが・・
「COVID-19パンデミック時におけるオーケストラの演奏活動についての声明」
注意事項や演奏時の息の広がり方など、実験に基づいたデータから演奏者同士の距離が導き出されています。
関係する部分だけを拙い翻訳ですがでお送りします。(ワード添付)
https://epidemiologie.charite.de/fileadmin/user_upload/microsites/m_cc01/epidemiologie/downloads/Stellungnahme_Spielbetrieb_Orchester.pdf
ドイツ人のオーケストラ活動再開への執念ともいえる情熱が感じさせられますが・・果たしてこんなに間隔をあけてアンサンブルが可能なのか?舞台に乗り切れないし・・と前途多難ですね。
要点は・・
管楽器は2メートルの間隔が必要。
フルートにおいては、前方と右側にエアゾール発生が多く、それは通常の会話と同じだが、場合によっては(おそらく高音やフォルテ)より広がる、ということです。
前方に関しては、サランラップを髪に止めて顔前面に垂らして吹いてみましたが、特に息苦しくもなく1時間演奏でき、響きの変化も少なく、大丈夫でした。
右側に関しては、フルートの穴の出口をマスキングテープで止めても音を出すことは可能ですが、最低音は出なくなりますし、詰まった音になるので、これは却下。
先程ネットでフェイスガード付きの帽子を購入したので、もし具合がよければ、これでレッスンしようかと考えています。
さらには音の出口が生徒さん側に向かない位置に立つようにします。
生徒さんは、通常通りでも、講師側がこうした配慮をするだけで、お互いの感染リスクは減ると考えています。
再開にあたり会場側にご協力いただきたいのは、なるべく広いお部屋でレッスンさせていただきたいということです。
従来のフルートレッスン室では、2メートル確保は困難です。
やむを得ない場合は仕方ありませんが、可能であれば、ご配慮どうぞよろしくお願いいたします。
また演奏時に出てしまう結露に関しては、フルートは金管楽器程ではないのですが、床に滴り落ちてしまうこともあるので、レッスン後に床をアルコールで拭く、もしくは、あらかじめ床に新聞紙などを敷いておいて、それをビニール袋に入れて廃棄、というようなやり方で対応できるかと思います。
これらに関しても、会場での用意をお願いすることは可能でしょうか?
(アルコール消毒ウエットティッシュ、新聞紙、ビニール袋等)
会場スタッフへの感染リスクを減らすためにも、床拭き、新聞紙の廃棄などはレッスン後に当事者である私が行います。
色々とご負担が増えることとなり申し訳ありませんが、どうぞご検討ください。
どうぞよろしくお願いいたします。 白川真理
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フェイスカバー付きの帽子は先程届き、早速試してみました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B087BV3DW8/ref=pe_2107282_266464282_TE_dp_1
身体に悪そうな化学薬品?の匂いがきつかったので、アルコールで拭いて、外に干してから使用。
紐で結ぶタイプなので、調整可能で、他の帽子にも付けられる。
・・でも、耳まで覆うことになるので、音量がとてつもなく増大。
あまり耳のためにはよくないです。
サランラップをピン留めの方が良いかも・・
とはいえ、吹き過ぎにならなくなるので、稽古のためには、このフェイスガード案外良いかも。
値段も安く、素材もそれなりにチープではありますが、中々役に立ちそうです。