『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

いよいよ明日は第100回 音楽家講座!

2020-11-25 21:05:10 | 音楽家講座・甲野善紀先生を迎えて
いよいよ明日は第100回 記念の音楽家講座となります。

講座が近づくと、甲野先生へのご連絡や、お申し込みしてくださった皆様への連絡等もあり、パソコン頼みとなるのですが・・・

なんとこんな時に限ってトラブルが。

最初は昨日。

長年使ってきたガラケイが突然電源が落ち、真っ黒に。

いつも通りに充電されているはずなのに。

こんなことは初めてです。

それもよりによって、甲野先生とお話している最中に・・

もう10年程は使っているので、寿命かもしれませんが、タイミング悪すぎだ。

そして本日は、夕刻からパソコンのbiglobeの送受信が出来なくなってしまいました。

幸い、もう一つのgmailの方は機能していて助かったのですが、携帯もだめ、パソコンもだめ、となるとお手上げです。

なんとかgmailで先生にご連絡はできましたが、冷や冷やしました。

という訳ですので、私からの返信がない方も、またお申し込みされていない方も、当日参加、ウェルカムですので、どうぞお越しくださいませ。

本来なら居酒屋で100回記念をみんなで盛大にお祝いして乾杯したかったのに残念ではありますが、こうして開催できることに感謝です。

・・・・・
第100回 音楽家講座 in 鶴見
フルート奏者の白川真理女史が「音楽家のための身体操法講座をお願いしたい」
と武術研究者・甲野善紀氏に依頼したのは2003年のこと。
以来足掛け17年、90回以上に渡って開催されてきた「甲野善紀音楽家講座」
音楽家の方も音楽家でない方も目から鱗の
「常識を覆す」身体運用法を体験してみてください。
楽器などご持参の上、動きやすい格好でお越しください。

(会場内・飲食禁止、グランドピアノ有)
前半は最新の甲野先生の技、術理のお話と実演、
後半は希望者による公開レッスン形式の個別指導となります。

■ 日 程
2020年11月26日(木)19:00~21:15 (開場18:30)
( 途中入場、退出、自由 )

■ 場 所
横浜市鶴見区民文化センター
サルビアホール.3階音楽ホール
JR鶴見駅 東口 / 京急鶴見駅 西口 共に徒歩2分

■受講料
4000円(当日受付にてお支払いください。)

◆お申し込み、お問合せ等
白川真理女史( karadatoongaku@gmail.com )まで
氏名・連絡先・一行プロフィール(楽器名など)を明記し、お申込みください。

個別指導希望多数の場合は当日抽選となります。
また写真録音録画等は禁止とさせていただきます。

途中で換気・水分補給の為の休憩時間(10分程)を設けます。
懇親会はございません
マスク・フェイスガード等を着用の上、ご参加ください。

・・・

居酒屋といえば・・

本日、出かけた帰途に、美味しそうな手羽先とから揚げのテイクアウトをやっている居酒屋さんをみつけ、フラフラと中に。

テイクアウトを注文したら
「これから揚げるので15分程かかります。」
というので、中で待たせてもらうことに。

夕方の5時くらいでしたが、お客さんは私の他には4名だけ。

せっかくなので、すぐに出せるというマカロニサラダと生ビールを頼んで飲みながら待っていた。

一応御飯前なので、
「小さいビールはありますか?」と聞いたら

「うちは、小さいのとかないんですよ。」

「あ、大丈夫です!」

と来た生ビールは全然大きくなくて、小ぶりの中ジョッキサイズ。

・・なんだ、小さいじゃん・・ああ、そうか、私がいつも頼んでいたのは大ジョッキだったっけ、とこれまた懐かしい。

マカロニサラダも日頃は食べないのだけれど、美味しかった。

居酒屋で飲むビールは美味しいんだね、と再発見。

とここで、急に涙腺崩壊。
そういえばコロナになってから、居酒屋に入ったのは初めてでした。
夫や息子とはたまに外食はしていたものの、家族で居酒屋さんには行かない。

コンサートの打ち上げ、音楽家講座の打ち上げで、大勢でワイワイと安酒と定番の居酒屋メニューで、語り合い盛り上がる、あの時間がごれほど楽しく大切なものだったかをヒシと感じたのでした。

買ってきたから揚げはどれも凄く美味しい、という程ではなく若干塩味辛め。

でも、それがまた懐かしくて美味しかったです。






今年のクリスマス

2020-11-24 01:36:11 | テーブルコーディネート
クリスマスが過ぎると、とたんに日本では、すぐお正月っぽい和の雰囲気にシフトするので、まだまだ暖かい秋ではありますが、一足早いクリスマスの設えに。  

いつもなら楽しいことが目白押しのシーズンですが、もちろん今年は何もない。

12月にgotoで友達と旅行するはずだった息子からも、キャンセルしたと連絡が。

なんだか可哀そうではあるけれど、友人には医療関係者もいるそうなので、万が一のことを考えての苦渋の決断だそう。

還暦過ぎまで無事に生きてこられて、色々な楽しいことを沢山経験できた。

でも、これからの人たちはどうなってしまうのか、と改めて暗澹たる気持ちになります。
大変なのは皆一緒とはいえ、息子だけでなく、自分よりも若い人たちのことを考えると本当に辛い・・

そんな気持ちを払拭するように、この連休はせっせと掃除や片付けをし、そして本日はクリスマス仕様に模様替え。

息子が大きくなってからはピラピラとしたオモチャみたいなツリーは処分して、ビレロイ・ボッホのアウトレットで見つけた小さなキャンドルが灯せるツリーをテーブルの真ん中にボンと置くだけだったけれど、今年は少し気合を入れてアレンジ。

アイビーとクリスマスベル、スペインの楽隊の絵のケースは先月から引きついで、楊枝入れをジャスパーから銀に。


実は、昔、結婚式の引き出物で頂いたWAKOのティーストレーナー。
茶こしの羽の付いた網の部分を取り外したら、こんなに可愛い蓋物になりました。

テーブルクロスは、母からもらったもので、真っ白のカットワークレース。
実家では何度か使っていた古いものですが、ビニールカバーは嫌いだし、でもそのままでは汚すのが怖くてと、使ったことがなかったのですが、このままだと一生使わないままになってしまう・・とこれも普段使いにすることに。

赤ワインの染みが怖いけれど・・まあ、その時はその時で。

・・夫や息子が汚しても怖い顔にならないようにしよう・・と誓いながら敷きました。

ソファカバーも華やかな来客用にして、せめてものクリスマス気分に。

だって生徒さんや友人を招いてのホームパーティーなんてしばらくは出来そうにないからね。

薬箪笥の上の古伊万里の大皿を和室に移して、ここにもビレロイ・ボッホのサンタさんの工房のオブジェを。


コーナーには一昨年ポルトガルのバターリャで買ったボルダロの小鳥のお皿、そして軽井沢で買った木製のモモンガ(クルクル回ります)で森っぽく。



実はこの小鳥のお皿は二度も壊されてしまって、それをアロンアルファで修復しました。


一回目は初めてピピがやって来た時。

洗面所でアクセサリートレイとして使っていたのだけれど、いつの間にか入り込んでいて、飛び乗った拍子に・・

ショックではあったけれど、まずピピが怪我していないことを確認しほっとした。

しょうがないよね。だって猫だもん。

幸いにもパーツは全てあったし、継ぎ目が目立たない陶器であったことも良かった。

二回目は夏に息子が帰って来ていた時。
この時は、髭剃りを棚から取ろうとしてガシャン・・・

「もう!何やってんの~~」

と思わず怖いお母さんになってしまいました。

でも、すぐに、あまりのピピの時との自分の対応の違いに気付き、息子にはちょっと申し訳ない気にも。

少しはみ出るのに洗面所の鏡の前に置いた私が悪かった、と反省。

この時はくちばしが中々みつからなくて、必死で捜した。

あきらめかけたとき、ふと、いつも開けっ放しの洗濯機の中を覗いて発見。

とても嬉しかったです。

滅多にものが壊れないのに、二回も被害にあった可哀そうな小鳥は、それ以降は、ずっとこのコーナーで安心して余生を過ごしているという訳です。

ピピも、テーブルに上がったりしてお行儀が悪いので、夏休みには、もうリビングには入れないようにしたので、これで安心です。

ピピといえば、あの青い陶器の猫の頭を真上からカプっと噛んでいたこともあった。
ちゃんと猫と認識したのかしら?

松ぼっくりは、もうずっと昔から家にあるもの。

今回、初めて、思いついて松ぼっくりにアロマオイルを数滴垂らしてみたら、とても良い香りが続きました。

鎌倉で買った和の香りのブレンドで「鎮守の森」という名前のものですが、思いのほかクリスマスの雰囲気にもぴったりでした。

大きなまつぼっくりの前に置いたのは忍者Iくんからもらった「ひしのみ」。

忍者がまきびしに使うらしく、尖った先端は、本当に痛い。

自然の造形の素晴らしさに改めて感動です。

さ、これで後はサンタさんがやってくるのを待つだけ!?


クロールと虎拉ぎから

2020-11-21 21:14:27 | 気付き
「良い子のみんなは真似してはいけませんよ」

というお約束のセリフを言いつつフルートで素振りの真似事をするのが私のレクチャーの最初の一つになっている。

もちろん、「真似してはいけません」はオフィシャル向けで、実際にやっていただくことにしている。

頭部管の歌口を避けてつなぎ目の樽の部分を持てば、それほど害はない。

以前、他からお耳に入るよりは、と師匠・植村泰一先生に自己申告したことがある。

「すみません。先生。こんなことや、こんなことをしています・・」

素振りだけでなく、杖に見立てての下段抜き、カヤックのオールに見立てた構え方等などもやっていて、そのどれもが、私の奏法の原理になっているのだ。

先生は、元々日頃から「どんな姿勢だっていいんだよ。結果がよければ、逆立ちして吹いたってかまわない!」

と仰っていらっしゃるので、まあ、大丈夫だろうとは思ったけれど、要は

「奏法は目的でなく、あくまでも手段にすぎない」

ということで徹底していらっしゃるのだろう。

「楽器に障りのないように気を使ってはいますが、きっとロットはびっくりしてますよねえ・・」

「ハハ、案外喜んでたりして!」

この言葉に勢いを得て、さらに私独特の幾分妙なロットの愛し方は加速したのだった。

小さな子供がお父さんにブーンと振り回されて「ワ~イ!」と喜ぶように、ロットも喜んでくれているといいなと思う。

ついでに甲野先生には太刀祓いなどもしていただいている。
はじめましての日本刀にロット達も、さぞかし驚いたことだろう。

前書きが長くなってしまいました。

以下本題。

前回の音楽家講座で、甲野先生がチェロ奏者にお教えしたクロールのような腕の動き、そして龍笛奏者のご指導の折に思いつかれた虎拉ぎの応用によって、私のフルートも大きく変化することになったことは以前書いた。

それまで甘かった脇が以前よりも使えるようになったのだ。

その後、この二つを組み合わせて使うようになった。
クロールの後で虎拉ぎ。

そして、2日前の水曜日。

いつものようにこの動きをやってからフルートを構えた時に、左腕を動かすのが突然嫌になった。

それまでは、背中から腕のテンションを作るためにも若干張って持ち上げていたのだけれど、もうそのままでいいじゃないか、せっかく虎拉ぎによる落とした肩があるのだから、と。

もちろん、そのままでは首筋に負荷がかかるのだが、そこを抜刀のように左半身を後ろに下げて身体を左右に開くことで、解決。

つまり、それまでは、腕を使ってフルートを構えようとしていたのを腕はそのままで、体幹やお尻の動きによって笛が吹けるところに移動する、ということとなった。

結果、今までも相当斜めだったのが、さらに「縦笛?」というくらいの感覚に。

つまりは、冒頭の「素振り」の恰好に限りなく近い状態となったのでした。

でも、そこからもたらされる響きはかつて味わったことがない種類のものだった。

「吹き過ぎに注意しましょう」ではなく、そもそも「吹いたら鳴らない」のだ。

他の誰かが勝手に何かしてくれている、という感じで、さらに実感は遠ざかる。

特筆すべき変化は、左手が身体の中心部にあるということ。

それまでは、まだまだ「横笛」と思っていたらしく左手は中心線を越えて右胸付近まで行っていた。

最早、どうやって吹いて、どうして音が鳴っているのかよくわからない状態に。

でも、これは私だけが可能というのではなく、生徒さん全員がすぐにその場で出来た。

「・・先生!凄いですけれど、どうしてこれで音が出るんでしょうか?」

「考えちゃだめ!(笑)とりあえず、笛と身体にまかせてみてください」

可動域の問題に関しては、かなり初期の頃から気にしていたつもりだった。

でも、左手に関しては、やはり通常のイメージがしみ込んでいて、今だって、フっとエアフルートの恰好をすると右側に行ってしまう。

でも、試しにそこで指をヒラヒラと動かしてみると良い。

一番よく動くのは真ん中だ。
面白いことに、クロール&虎拉ぎとその維持の動きをやった後の場所が丁度そこになる。

指だけでなく呼吸も首筋もさらにラクになる。

とたんに、スっと体幹がしっかりと整うと感じるのは気のせいではない。
お互い軽く押し合ってみるとその変化はアリアリと判る。

面白いのは、この格好のまま45度自分から下を見て時計回りに移動し、それを正面から見てもらうとちゃんと横に構えているように見えること。

3次元の情報を2次元で認識しまう時の勘違いというのはこれに限らず多々あるのだろうけれど、ちょっと愕然。



野口聡一宇宙飛行士

2020-11-18 15:25:11 | 日常
今回のミッションは、久々に胸がスカっとするニュースだった。

野口宇宙飛行士がまた宇宙へ。

無事の御帰還を祈念しております。


今から15年くらい前、時折、先生のご自宅にお稽古・・といっても私は何も自主稽古もせず、ただただ遊びに行かせていただいていた。

そんな折、先生からお声がけいただいて、一度だけ、ご一緒したのが野口さんだった。

「白川さんの弟さんも確かJAXAでしたよね。今度初めておいでになる方はJAXAの職員ということでしたので、ご一緒に如何かな、と思いましたので。」とお招きいただいたのだった。

他にもう一人、レーシングドライバーのMさんがいらしていたかと思う。

野口さんは、いつも笑顔で、落ち着かれたご様子の方で、そしてとてもフレンドリー。

ご自身の同僚が船外活動をすることもあるのだが、先生の動きや術理が宇宙での活動の参考になるのではないか、と訪ねていらしたのだそう。

しばらく先生と組み合ったりして、コロコロと崩されるたびに、笑顔がこぼれ、

「いや~、わかりました!」

こんなにすぐに一体何がわかるというのか?と思う間もなくすぐに

「これは、ちょっとやそっとでは、わからないということがわかりました!」

に皆、大爆笑だった。

その時は宇宙飛行士と名乗ることもなく、「職員です」と仰っていたのだけれど、

「これ、同僚が写した宇宙の写真です。」

と、船外活動している宇宙飛行士や美しい宇宙や地球の写真が沢山入ったホルダーを見せてくださったのだった。

「白川さんの弟さんもJAXAでしたよね。」と先生。

「はい。弟はNECでJAXAには出向しているのですが、ずっと淵野辺のJAXAに勤務しています。」と私。

「それじゃあ、同僚だ!」とまた笑顔で野口さん。

目の前の溌剌とした方と典型的なオタク風の弟とは全く一致しなかったので、恐縮してしまった。

弟も関わらせていただいた「はやぶさ」のことは、世間で話題になるようになって、初めて私も知ったくらいで、元々、弟の仕事にはさほど関心がなく、当時も何か宇宙のことに関わっている、という程度の認識だった。

私のリサイタルに招いても「打ち上げがあるからだめ」と断られ、「宴会を理由に断る?」とむっとしたら、

「・・お姉ちゃん、宴会じゃなくて、本当のロケットの打ち上げ・・」

ということもあった。



とにかく、とんでもなく感じがよく、そして、それだけではなく、先生への質問も鋭くとてつもない集中力の方だった、というのがその時の想い出です。

野口さんが先に帰られてすぐに、先生が、仰ったのは

「筑波からタクシーで来て、ずっとその下の道に待たせていて、帰っていかれましたからね。おそらく、ただの職員ということではないでしょうねえ。」

まさしく、その通り。

後日、野口宇宙飛行士ということがわかり、みんな驚いたのでした。





掘り出し物・山葡萄

2020-11-16 18:02:13 | アンティーク
この週末は良いお天気続きで、掃除や洗濯が捗りました。

ついでに、秋冬物の整理をして、数点ニットを処分することに。

数回しか着ていないのですが、3キロ太ると微妙に似合わなくなってしまったものがある。

特に二の腕回りが。

・・ニットのカーディガンでもサイズアウトするんだね・・

ということで、リサイクル屋さんに。

予想以上に良い値がついてびっくりでした。

ここのリサイクル屋さんは洋服だけでなく雑貨なども豊富なので、蚤の市に行ったような気分で楽しんでいます。

値段の付け方もおおらかで、時々掘り出し物がある。

一番のヒットはなんといってもイタリア製の木の書見台1000円。

これは自宅にあるアンティークのツイストのスモークスタンドと組み合わせて麻ひもで縛って、遂に念願の「アンテーク木製譜面台」に。
高さが足りない分は足台の上に置くことでOKに。


次はやはりイタリア製の青い陶器の猫500円。
これも後でわかったことなのですが、本来10倍くらいの値段で、好きな人には有名なメーカーFLAVIAのものでした。



そして本日3番目となる掘り出し物が。
山葡萄のポシェット2000円。
「弦製品」となっていてエスニック雑貨コーナーに積まれていた。

山葡萄は大好きで、カゴバッグ、財布、下駄、携帯用ポーチ等々色々持っている。
バッグはもう10年になるけれど、艶を増してきて、ボッティガベネタみたいになってきた。どれも一緒に年を重ねていける一生の付き合いになるものばかりだ。
値段もそれなりだけれど、ブランドバッグに比べれば可愛いものである。

一目見て、「山葡萄!それもちゃんと国産!!」と判ったのは結構ヘビーな山葡萄ユーザーだからだろう。

それに最初の山葡萄カゴバッグのお師匠様は中学の同級生だったフク。
ブラバンでのフルートパート同士だ。
実家は高松の老舗・民芸福田で、生まれた時から審美眼が磨かれていて、実際とてもセンスが良い。そして美人。

今は、青葉区でグラッサというこれまた素敵な雑貨屋さんを営んでいて、私の山葡萄は彼女にセレクトしてもらったものだった。山葡萄の見分け方のレクチャーもしてもらった。
密かにカリスマ店主と呼んでいる。

フクに言わせると、カゴバッグに内袋の布を縫い付けるのは邪道で嫌いということだけれど、そんな気持ちもなんとなくわかる。

ずっとマスクをされているのと同じ?

なので、私のカゴバッグもそのままのもの。

とはいえ、既に製品になってしまっているものに関しては、便利は便利なので、敢えて外すこともないかと、そのまま使っている。

右側に置いた携帯入れにしているポーチは昔、鎌倉散歩の折に夫が買ってくれたものだけれど、確か6000円以上していたと思う。

本日出会ったこのポーチも、本来のお値段は・・・?
下世話な話で恐縮ですが10000円は下らないと思う。


内袋の紐がなかったので、200円で売っていた皮ひものペンダントを一緒に購入して皮ひもも入手。

ポーチとして使おうと思っていたのですが、20㎝くらいの結構な大きさなので、ポシェットにすることに。

帯どめを使う細目の平織りの帯締めの色見がぴったりだったので、それを縁の穴のところに縫い付けました。

夏はマイボトルが必需品だったので、いつも大荷物になっていたけれど、この季節であれば、フルートとこのポシェットだけでもレッスンに行けそう。

使用による経年変化も殆どないものだったので、これから沢山使って、この子も艶々にしてやりたいと思っています。